君程の吸血鬼ならば?
朝から黙々と書いてた。
うそ。
これはね、30分ぐらいでかけた。
脱・スランプ☆
「う…ん…。」
目を閉じていてもダイレクトに伝わってくる眩い光。
朝か、と思いながらパチリを目を開ける。
「……わぉ。」
見知らぬ天井。
アニメとかで拉致られたキャラがまず始めに思うことだよね。みたいなことを残念イケメン野郎は思っておりました。
取り敢えずベッド(ちなみに頗る寝心地がいい)から降りようとするも
「あ、あれ?」
手を動かそうとしても、足を動かそうとしても動かない。
仕方なく、首を動かして身体を見る。
すると、何ということだろうか。
両手、両足が拘束具によってベッドに縫い付けられているではないか。
取り敢えず、外れないかと思って身をよじる。しかし、虚しくも拘束具から繋がる鎖がガシャガシャと小気味のいい音がなるだけであった。
「ん、起きたんだね、翔。」
何時の間に現れたのか、将又何処から現れたのか…。翔を連れ去った張本人は相変わらずうざったい程のほほんとして現れた。
「おい!放せ!この変なモン取れ!」
と、喚くが
「うーん、ちょっと無理かな。というか、今翔を放しちゃうと大変なことになっちゃうよ?」
と、可愛らしく首を横に傾ける。
「昨日の夜、僕とお話してたときね翔の目紅かったんだよ。これは非常によろしくないね。怒り、程度でそんなんじゃあ又人を殺しかねないね。」
今度はのほほんとではなく、すごく真剣な目をして言った。
如何やらそれ程、重大なことらしい。
「確かに、裏から手を回すことは簡単なんだよ。でもね、遺族のことを考えてご覧?」
濁った光を宿した大きな瞳は悲しげに揺れている。
「……。」
さっきまで巫山戯たような口調だった奴に諭されてなんとなく居心地の悪さを感じる翔。
「母さんが失った今の翔には、僕が何を言いたいか分かるだろう?」
「……。」
しかし、翔は口を開かない。
「まぁ、取り敢えず拘束具は取ってあげるよ。だから、ね。今は絶対にこの部屋から出ないでね。」
出ないで、と言われたがこの部屋の警備は厳重のようで出れそうもない。
カードキー、暗証番号、指紋、声紋、虹彩、おまけに金属光沢を放つ重々しい扉まである。
「いや、絶対出れないだろ…。」
ポツリと呟いた声を、秀は聞き逃さなかった。
「このなの飾りだよ。吸血鬼は常人に比べ遥かに力が強い。翔程の吸血鬼ならばこんなの(金属の扉)紙切れを破くかのように開けれるよ。」
と、謎の言葉を残して部屋から出て行った。
「俺程の、吸血鬼?」
題名考えんのめんどっちいからキャラの台詞にする。
ふっ。←ドヤ顔
というか、ふりがなふりたいところに上手くふれない。
妥協してやって。妥協。




