黒神秀
活動記録でも書いたんだけど、翔くんのイメージ画をTwitterに載せました。
気になる方はどうぞ♪
「ああ、おかえり。」
家のドアを閉めると、突然部屋の奥から声を掛けられた。
自分と似たような声だが知らない男性の声だった。
「え、あぁ、ただいま?」
条件反射的に返す。
「ほらほら、そんなところでじっとしてないで居間に来たら?」
と、声を掛けられたので靴を脱いで奥へ進む。
ドアを開けると、
「やぁ、初めまして。では、ないんだけどやっぱり僕と翔はあんまり会ったこと無いよね?会ったにしても翔は覚えて無いだろうし。」
ニコニコ、というよりはヘラヘラと笑う青年がいた。
童顔でパッと見は少年に見える。しかし、シャンと着こなした三つ揃いが彼を社会の一員だと云うことを物語っている。
「アンタ、誰?」
怪訝そうな顔をしながら聞く翔。
「僕かい?えへへ、僕の名前はね黒神秀。翔、君は頭がいいから分かるよね?」
「いや、分からん。」
買い被りすぎだ、と言わんばかりの顔を秀と名乗った青年に向ける。
「じゃあ、言っちゃおうかなぁ。でも、もうちょっと焦らしたいなぁ。えへへ。」
ヘラヘラする青年と、イライラする少年。
しかし青年がヘラヘラしているからと言って、2人の間が和やかな雰囲気なワケではない。むしろ、一触即発という表現が適切だ。
「さっさと言え!言わないなら出てけ!」
痺れを切らして怒りをぶちまける翔。
さっきの身体の痺れとか怠さとかも気にならなかった。
「ありゃりゃあ~、我儘だね。いいよ、教えてあげる僕は君のーーー。」
あれ、さっきまで有効数字の計算してたのに知らん間に小説一話できてた。あららぁ?




