表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/49

丑三つ時

てすと5日前。死亡フラグはバリ3です。

「やあやあ、牛が三つで丑三つ時だね。やあやあ」

軽快に軽薄と現れたのは九十九九九里。

「やあやあ、残念ながら今はまだ19時前だぜ?」

翔も軽く受け流す。受け流すと書いてスルーと読む。寧ろ、放置(スルー)

彼此、9時間ぐらい経ってます。何があったかって?それは、低クオリティ小説の鉄則、ご都合主義です。

「いやいや、折角洒落た冗句を考えたんでお披露目したかったんだけだよ。それより、俺っちからの愛の手紙(ラブレター)は読んでくれたかい?」

「ふぅん、ラブレターね。その割には随分と内容が過激だった気がするんだけど。」

脅迫文(デスメール)ですもんね。

くわばらくわばら。

「しかし、まぁ、野郎2人が道端で会話するってのも面白味がないねぇ…。アレだな。うん。ツインテールの可愛い子ちゃんがいない。ピンクがかったブロンドの髪というのは素敵だねぇ。」

突然明かされる髪の毛の(ヘアーカラー)。信じるか信じないかは自由です。

「…さらは関係ねーだろ。」

あからさま「ムスッ」とした翔に、

「紗良ちゃんと言ったかなぁ…?あの子は好みだけど、君も許容範囲(ストライクゾーン)だよぉ?黒神くん」

ケケケ、と気味の悪い笑いをする九十九。

「やめろ、気持ち悪い。然るべき機関に突き出すぞ。」

本気で引く翔。

さっきからこの軽薄な男は何度冗句を言っただろう、とかそういう問題ではない。目が本気(ガチ)だ。

「嫌だなぁ、冗談だよ。しかし、まぁ、吸血鬼というものを解剖してみたいという気持ちはあるね。」

アレか、真なる意味での骨の髄まで愛してあげますって奴か。

「解剖しても何もなんねーよ。うん、多分。」

自信持ってよ!残念イケメン!

「こうやって仲良く話していても君の命は常に狙われ続けている、ということを忘れてはいけないよぉ?僕もこの業界では1、2を争うほどの実力者だしね?まぁ陰陽師の中だけ、だけどね?」

ヘラヘラと笑ってこそいるが、目は常に獲物(ターゲット)を見定めし続けている。

「ほぇ、お前って強いんだな!弟子にしてくれ!」

あれ、どうしよう。お話が成り立たないわ!

「いやぁ、照れるなぁ。って、そんな場合ちゃうわ!アホか!」

ねぇ、此処って関西なの?近畿なの?ねぇねぇ。何でノリツッコミなんてしてるの。

「ま、俺はさらさら死ぬ気なんてねーよ。何時でも狙ってきな。」

1人悶えてる九十九を傍目に去って行く翔。



去り行く翔の背中を見つめ、

「俺っちとさっき会った瞬間から、黒神くんは俺っちの術に嵌ってるんだよ。」

ケケケ、とやはり不気味な笑みを浮かべ小さく呟いたのだった。


いっつぁすもぉるわぁるどぉー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ