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アホな吸血鬼のモーニングシンキング

やあやあ。久しぶりだね。

朝目が覚めた翔は何故か部屋で呆然と立ち尽くしていた。しかも、本人は気づいていないが何故か唇がまるで口紅を塗ったかのように真っ赤で。

「あれ、昨日の夜何があったんだっけ?」

翔は思い出そうとする。

「確か、部屋から出ようとドアノブを回したけど開かなかったんだ。それで…」

それで、俺はどうしたんだっけ?部屋から出れたっけ…

その答えはYesだ。何故ならアスファルトを裸足で歩いたであろう真っ黒になった足が物語っているからだ。

「じゃあ、」

なんで?と続けようとしたとき全てを思い出した。

「窓から飛び降りて。それで、それで。」

若い女の血を吸った。女の体の血を全て抜き取って殺した。

「殺した…。」

殺した、というのを思い出した瞬間胃から胃液が込み上げてくる感覚に襲われてフラリとする。ベッドに倒れかかったときチラリと机の上に置いてある鏡に自分が写った。

眼は、禍々しく紅く煌めき、唇は(べに)を刺したように紅くテカテカと光っていた。


最近、残念イケメンだったことを忘れて急いで残念っぽく書き直したよ。

翔のイメージイラストがなんとなく上手くかけたから嬉しい。

諸々の都合により絵は載せませんよ?(絵心ないだけ)

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