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一日の終わり、帰り道

作者: donki

学生の身なら分かるかもしれない。

授業終わり、

普段なら友達、又は誰かしらと一緒に帰路につく。

でもその日は違う、

いつもの溜まり場に行っても誰もいない、

中の良い者たち、昼は一緒にいた。

でも帰りは別、

こんな時、例えばそれが、真冬の夕方、橙色の夕焼け、誰もいない公園、ブランコが風邪に吹かれてかすかに揺れる、

道に響く、エンジン音、

まるで時間が止まっているかのような、空間。

乾いた、どこか虚しい、冷たい空気

そんな世界をただ一人で歩く、虚しさ、

そんな経験はないだろうか、

何か、変化をもたらして欲しい、

この現実をだはして欲しい、

何か突拍子もない事が起きればいいのにと、

思う事はないだろうか。

人には一人の時間が必要だというけれど、

それは一日の終わりに作ればいいと思う。

私は一人で帰路につく、歩き出す、

でもやっぱり何か足りない、

だから私はまた歩き出す、反対の方向へ。

こんな事、あなたは体験した事はないだろうか。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 非常に読みやすかったです。 [一言] なんだか共感できる部分が多かったです。 帰り道、何か新しい発見とかに期待してしまう事がよくあります。意味も無く遠回りしてみたり、ゆっくり歩いてみたり。…
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