表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

28/34

第28話

 国立博物館の中にある竜の化石の展示場には巨大な(ひびの入っている)たまごのオブジェが飾り物として、飾ってあった。

 そこに本物の竜の化石があった。

 大きな恐竜の化石のような頭蓋骨の後ろにはとても長い、骨が十数メートルくらい伸びていた。

 それからその長い骨の途中には四つの手足の骨があった。

 頭蓋骨には角が生えている。二本の角だ。それから……。

 むーは休憩所のドーナッツ型のソファに座って、そんなことを書きながら、竜の化石をできるだけ正確に思い出しながら、紙の中にスケッチしていた。(本当は写真がほしかったのだけど、撮影は禁止されていた)

「むーちゃん。相変わらず絵うまいね」

 隣からじっとむーのスケッチブックを覗き込みながら、(足をぶらぶらさせている)くーはいった。

 むーとくーのお父さんとお母さんは休憩所の飲み物売り場のところで飲み物を買って、お話をしていた。(むーとくーのお父さんとお母さんもなんだかんだいって、本物の竜の化石をみて興奮しているようだった) 

「どうですか? 本物の竜の化石を見た感想は?」

 そんな優しい女の人の声が聞こえたのは、ちょうどそんなときだった。むーがびっくりして顔をあげると、くーと同じようにむーのスケッチブックを覗き込んでいる、大人の女の人がいた。その女の人は(少し下げためがねの奥から)瞳を輝かせて興味津々といった表情で、むーの描いた竜の化石の絵を見ていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ