50.ジルとメイリーンの結婚式に向けて
翌日から、シェリーはジルとメイリーンの結婚式に向けて準備を始めた。
まず、準備しなければいけないことをリストアップしたが、ドレスを新調したり、二人へのプレゼントを選んだりと、楽しいことが多かった。
「ドレスの色は桃色にしようかしら? アシュトン様とどこかおそろいになるようにした方がいいかしら?」
シェリーはジルたちの結婚式に来ていく服について、アシュトンに相談の手紙を出した。
『桃色のドレスを着ようと思っています。アシュトン様は何色の服を着られるのでしょうか? あと、何かおそろいの小物を身に着けたほうがよいでしょうか?』
アシュトンからの返事は早かった。
『紺色のモーニングコートを着ていくつもりです。カフスやタイは薄い青色のものを身に着けようと思っていますが、シェリー様の首飾りや髪飾りと色を合わせましょうか?』
シェリーはもう一度アシュトンに手紙を書いた。
『小物の色は薄い青色で統一しましょう。こんなことなら、一緒に結婚式の服を選べばよかったですね』
アシュトンからも返事が来た。
『当日が楽しみです』
シェリーはドレスや髪飾り、首飾りを注文し、届くのを待った。
その間に結婚式でのマナーを見直したり、ジルとメイリーン宛のお祝いの手紙を書いたりした。
シェリーだけではなく、カルロス達も結婚式に招待されていた。
ホワイト辺境伯一家は、ジルたちの結婚式の準備で忙しくなった。




