5回目 継続的な能力を手に入れるために
「さてと……」
物騒な一日が終わる。
今日も生き延びる事が出来た。
それがまずはありがたい。
そして、生き残る為に物騒なものを片付けてきた。
この近くを徘徊してる化け物。
それらのほとんどを倒す事が出来た。
おかげで多少は安全を確保する事が出来る。
それも、別の所から化け物が流れ込んでくるまでだが。
それでも確保できた安全は大切である。
24時間365日年中無休で警戒しなくて良い。
寝てる時間が確保出来るだけでも素晴らしい。
…………平和で安全な日本も、そんなご時世になっていた。
そんな安眠をむさぼるためにも、危険を排除せねばならない。
そして、安全を確保できる能力を確保しておかねばならない。
寝る前に本日の成果を使って、それを為していく。
化け物を倒して手に入れる玉。
それを手に取り、力を吸収していく。
玉に込められた力は、能力強化だけではない。
それはもう魔術のようなものであるが、それ以外にも使い道がある。
それが今から行おうとしてる事。
技術の修得である。
本来ならば学習と実践によって身につけていく技術や知識。
それを玉はもたらしてくれる。
多大な数の玉と、そこから引き出す力によって。
これにより、専門的な知識なども学習なしで身につける事が出来る。
デタラメ極まりない話だ。
しかし、実際にこんな事が可能となっている。
ならば、それを用いて自分を強化するべきであった。
まともに学習をしてる余裕もないのだから。
まして、教わる事が出来る場所もほとんどない。
なんでこんな事が出来るのかは分からない。
しかし、出来るのだからそれを受け入れた方が無難であろう。
理由や原因の追及や究明は後回しにして。
だいたいからして、世界がデタラメになってるのだ。
おかしな事が今更増えたところで、どうという事は無い。
むしろ便利になってるならありがたいものだろう。
今もその不可思議な力を用いて、新たな技術や知識を手に入れていく。
おかしくなったこの世界で生き残る為には、それらも必要だった。
そうやって手に入れた力でこの瞬間を生き延びていく。
何のために、などと考えはしない。
死にたくないのだ。
生命体がもつ当然の本能だ。
それは悪いものではないだろう。
そして今日一日の成果を確保して、明日に向かっていく。
危険がはびこる日々へと。
こんな調子の話を考えてる。
早ければ次の土日にでも本編を出したいもの。




