オーガ、遭遇。
ちょっと長くなったかな?
「よっと。」
「ピギャッ!」
クエストを受けた俺は、草原で順調にスライムを倒していた。いくら魔族と言っても、スライム程度なら物理攻撃で余裕だ。
「ふう・・・。今ので最後か・・・。」
ドシンッ! ドシンッ!
「ん?なんだ?」
一息ついた俺の近くで足音がしたから、上を見上げたら、
「おいおい・・・。まじで?」
「ゴギャアアアアア!!」
そこにいたのは、身長数メートル。聞いただけで怯む鳴き声。特徴的な角。
「なんでここにオーガがいるんだよ・・・。」
そう。そこにいたのはまさに”巨人”という感じの上級魔族。オーガだ。
「あんまし戦いたくねえなあ・・・。」
だが、出会ったからにはオーガは相手が死ぬまで戦い続ける。
「グギャアアアアアア!!」
「ちっ。やるしかねえな・・・。はあっ!」
魔法で炎のボール。ファイアボールを10個ほど、氷のボール。アイスボールを10個ほど生み出す。そのうちの5個ずつを混合し、ファイスボールを生み出す。
「おらよっ!」
15個のボールがオーガを襲う。
「グギッ!?」
多少はダメージを与えたようだが、まだ倒せはしない。
「くそっ・・・。ならこれでどうだ!」
風の剣。ウィンドソード。稲妻の剣。サンダーソード。その二つの剣を手に取り、オーガに斬りかかる。
「グギャアアアア!」
オーガはしばらく苦しんだ後、死んだ。
「はあ・・・はあ・・・。ようやく死んだか・・・。」
あ、そうだ。このオーガの毛皮とか肉とか持って帰ればいい金になるんじゃね?よし。そうと決まればすぐにギルドに持って帰ろう。そんなことを考えながら、俺は草原を後にしたのだった。
遅れてすみませんでした・・・次はもっと早く投稿します。