石化の上にも数千年――戻った時には超耐久。
狡猾な罠に嵌められ石化してしまった主人公。彼は数千年もの間、石として過ごした。薄暗い遺跡の中でようやく発見され、石化が解かれる頃には何もかも忘却の彼方に捨て去っていた。が、その代償は計り知れない耐久力だった。数千年後の世界は混沌に満ちて、恐ろしい魔物が我が物顔で跋扈する世界だった。そんな中で彼は少しずつ遥か昔を思い出し、歩み始める。一話は10分から15分前後で読み切れる量で区切っていきます。感想を頂けると励みになりますので、よろしくお願いいたします。