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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

愛は性別を輪廻ごと越えれるものらしい

作者: 永十姫

初めて小説書きました。

ほとんどノリで書きました。

一つも後悔はしていません( ・´ー・`)ドヤ


連載版も一応考えていますが、作るかな......

その日の気分で頑張ります。



「秋兎ッ───‼」






───────ドンッ





その瞬間、


俺の世界は砕け散った。



▽▲▽▲▽▲▽



............はず、だったんだけどなぁ。




「まさか、生き返ることになるとは......」

しかも性別変わってるし。



「僕もこれは予想外だったなぁ」


「いや、予想できてたら凄いわ」


隣で、元親友で現恋人の翔がにこやかに笑う。



「でも最初は翔も俺に気づいてなかったよな」



.........思えば、転生した直後に会いに行った時の、翔の態度はえぐかったな。


『何なの、君。近づかないでくれる?』


『馴れ馴れしすぎ。どっか行って』


『悪いけど、馬鹿な子の相手してる暇ないんだよね』


......毒舌オンパレードですよ。正直泣きそうだった......



「いや、死んでたと思ったからね。傷心中だったのもあって、秋兎によく似た女子とか目障りでしか無かったし」


「実際、中身俺だったわけですけどね」


「わかった時はビックリしたよ」


心底楽しいという顔の翔からは、あの塩対応だった時と違ってちゃんと暖かさを感じる。


因みに、翔が俺だと気づいてくれたのはあるきっかけのお陰だ。

そのきっかけこそ......



「......秋兎のBLトークなんだよねぇ」


「な!」


そう。

何を隠そう、実は俺。


腐 男 子

なのである!!!!


......あ、今は腐女子かな。

前世からBL好きだったし、部屋にもそういう系統の本を色々置いてた。


「翔には毎日のようにBLトーク付き合ってもらってたからな!!」


「僕別に腐男子じゃなかったんだけどね......」


その点に関しては、本当にごめんよ(_ _)



「でも、ゲイではあるよな」

なんと彼、俺のことが男の時から好きだったらしいので。



「?別に僕、男が好きな訳じゃ無いよ?」


「でも、俺のこと男だった時から好きなんだろ?」


「それは、秋兎だから特別」


「......それはドーモ」


つまりは俺にベタ惚れだってことだな!

俺も翔のこと好きだけど、ここまでではないし。

.........ない、と思うし?




「そういえば、春兎さんは今日家にいないんだね」


「春にぃなら駆にぃとデート中です」


いやー、あの二人は本当に萌えますね。ご馳走様です。

ぶっちゃけ俺がBLにハマったのって、あの二人が恋人だって知ったからなんだよね。

本人達は隠し通せてるつもりなんだけど、それならもう少し声抑えなって。

うちの家は壁薄いんですから。



「......だったら、今は二人きりってことでいいんだよね?」


「まぁ、そうなるな」



...............



「って、おい。俺をベッドに押し倒すんじゃない」


「え、だって折角の二人きりだし」


「お前の思考回路は二人きり=押し倒すなのかよ」


「好きな子の部屋で二人きりになって理性保てる男子はそうそういないよね」


「そこは保てよ」


「無理かな」


翔はそう言ってのけ、俺の唇に自分のそれを重ねた。

......お盛んなこって。

まぁ、嫌じゃない俺も俺なんだけども。



「......そういえばさ」


服のボタンを器用に外しながら翔が呟いた。


「ん?」


「秋兎が女子になって良かったことが一つだけあるよ」


「え、何?」


「俺の子供産めるね」


「......アホか」


「の割には顔真っ赤〜」


「黙れ変態」


「......今日は激しめでいこうか」


「げっ、ちょ待っ、」















............まぁ。


好きなヤツと両思いになれたし。


女になれて、良かった......のかな?


~その後~


ガチャ


春「ただいま〜」

秋「!ちょ、春にぃ帰ってきたってっ(ボソッ」

翔「チッ……いいところだったのに」

駆「なんだ、二人とも居ないのか?」

春「え、でも靴あるし…」

駆「……あっ(察し」


ドタバタ ガシャン


秋「………は、春にぃおかえり」

翔「お邪魔してます(ニコッ」

春「久しぶり、翔くん!ゆっくりしていってね〜」

駆「……お邪魔だった?」

秋「えっ、なな何のことかな駆にぃ?」

翔「えぇ、とっても(ニッコリ」

秋「翔!!」



これで本当に終わり。


.*・゜.゜.*・゜.゜・*.・゜.゜

人物紹介


✙河原秋兎✙~カワハラアキト~

・本作主人公

・お気楽でのほほんとしている

・一度死んだが、秋兎♀として生き返った

・腐男子。腐ってはいるがゲイではない

・走るのが得意。陸上部所属

・文系で理科が苦手

・顔立ちは整っている

・女子達からの反応→[腐ってなかったら彼氏に欲しかった]


✙堂島 翔✙~ドウジマショウ~

・秋兎♂の親友兼秋兎♀の恋人

・親友の時から秋兎の事が好き

・穏やかな気性だが腹黒 秋兎が死んだ時は荒んでた

・運動◎ ただし帰宅部

・理系 秋兎に勉強教えてたらそっち方面が強くなった

・顔立ちは美人系

・女子達の反応→[カッコイイけど、河原しか眼中にない感が凄い]


✜河原春兎✜~カワハラハルト~

・秋兎の兄

・文武両道&容姿端麗&家庭的

・男女関係なく超モテる

・キレるとホントに怖い


✚高城 駆✚~タカギカケル~

・春兎の恋人

・周りから見たらスキンシップ過多の仲いい親友同士

・苦労人なオカン気質

・色々と鋭い


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