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まだまだ終わらないゲーム

「くそっ、ソロで行動したのが運の尽きだった。」

そう言いながら走る彼の後ろには、4体の悪魔が追いかけている。

その悪魔のうち1体が叫ぶ。

「サンダー・ランス!」

その瞬間悪魔の手元に雷の槍が出現し、走る彼の背中目かげて雷の槍が走る。

「くっ、魔使いか!こっちは魔法発動に今は詠唱が要るというのにっ。大地の書、汝の力を示せ、ガイア・クロス!」

魔法と魔法の衝突により爆発したおかげで、バランスを崩し思いっきり転けた。

「やば…後ろに悪魔がおるのに、しかも今の爆発音を聞きつけた悪魔が寄ってくる。早いとこ逃げないと囲まれる。」

すぐに立ち上がり回避体勢をとる。

しかし、幸か不幸か追いかけてた悪魔も爆発に巻き込まれて追撃は来なかった。さらに、距離も離れてる。

「悪魔との距離が開いた!今なら唱えられる。」

「皆のもの体勢を直せ、すぐに攻撃するぞ。」

悪魔も追撃の準備に入る。

「空間の書、」

「まさか、あいつ!」

くっ、ばれた!?こうなったら急ぐしかない。

「詠唱省略、」

「やっぱり!魔使いっ!」

気づかれてるが既に遅いっ。

「ループ!」

「サンダー・ソニック・パネル!」

発動までの数秒がすごく長く感じる。

雷の攻撃が迫っているのに。

「当たったか!?」

「まだ、わからない。」

「あいつ転移呪文唱えやがった。」

雷の攻撃は空を切って木にぶつかって消滅した。

「はぁ、危なかった。急ぎだったから転移先言わなかったが、ホームに戻れたから結果オーライか。」

ここはリトルデビル内の都市カマルフ、俺がホームとしているところである。

リトルデビル内には、主にさっき追われた悪魔種、俺と同じ妖精種、あとは人間種の3つの種族がおるのだが、元は全て同じ人間なのである。

今日から丁度6ヶ月前の話になるが、


〜〜〜

あの日俺は3日間並んでついに、買えたリトルデビルを遊ぶためにすぐに帰って、すぐに起動させたのである。大まかなデータ入力を終えて、種族選択の画面になった時告知を見て気になった妖精種になった。

ここまでは、わりと無くてもいい話だが。ん?なぜ話したかって?そりゃぁ話は入り方が肝心やろ。

このように俺は妖精種を選んだわけだが、他には悪魔種や人間種を選んだ人もいる。しかし、最初は全部の種族で仲良くやってたものだ。今では、もうそうではないが…。

陰気暗い話はここら辺で切り上げよう。

〜〜〜


「さてと、一仕事終えたからギルドに報告だな。」

その足はそのままギルドに向かうのである。

まだ主人公の名前すら出てないとは

予想外でした。

次話にでも出ると思います。

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