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桜アメ。時々、雨。  作者: 橋本昂祈
4/8

ミント味の飴ちゃん

白いミントの味の飴が苦手だった。


白の飴がでるたびに『ハズレ』だと思ってた。


白の飴を避けて、『黄色』『桃色』『桜色』


最後には白い飴玉だけがカンカンに残った。


(食べられないし。。。)と、わがままなクセ。


(食べず嫌い。わがままなクセに。。。)


少年はさっきからずっと空想にふけっている様子で、


文学少女は直観的に多くを感じとっているようなのだ。


『桜アメ、、、きらい??』


文学少女は不思議そうな顔してシンプルに聞く。


少年は(好きだけどさ)と、複雑な心境でいる。


好きなクセに。(キライ)なふりして、大人のふりを。


大人のフリして、(キライ)をなくすオセロゲーム。


モノクロの世界では、白か?黒か?のつまらない物語。

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