第五章 ミッション カンタス砦を攻略せよ中
わけあって遅くなりました。次回はモット早く登校できたらいいな
やっぱり無理かもしれません。
グゴゴゴゴゴゴ
背後からあまり聞きたくない音が聞こえてきた。おそらくあの司令官がいかにも怪しい赤いスイッチを押したせいだ。
そう、そこに居たのは魔道人形だった。
「まさか、もう完成していたのか。」
魔道人形は腕を持ち上げてこちらにビームを放ってきた。僕はとっさにコートの付属効果である障壁を発生させる。
何とか持ちこたえたが、砦の損壊がひどい。おそらくガトレアの狙いはこうだ。この砦と一緒に僕を消す。そうすれば、魔道人形の実地訓練、危険分子の排除さらに砦が崩れたことを言い訳にルディアに対して堂々と新たな砦大規模な建設ができるとまさに一石三鳥な訳である。
なかなか考えたものだ。しかし僕もそう簡単に死ぬ訳には行かない。
ようやく双剣を抜くと魔道人形に近接戦を挑むことにした。正直あのビームをそう何度も防ぎきる自信が無い。
人形の下腹部のジョイントにあたる部分に爆発を叩き込む。
前方への爆発が終息を迎えたとき僕は見た無傷の奴の姿を
正確に言えば装甲に多少の損傷も見られたが、動作に関して何の影響も与えてないように見えた。
「これ以上の攻撃となるとあれをやるしかないか……」
人形打撃やらビームサーベルやらおそらく16mmの散弾やらを避けながら、僕は魔力を込める。
「音声認証 モードチェンジ パシッブモード 開始」
双剣が合体変形して長大な大剣へと変貌を遂げる。合体変形って響きがいいな。
とにかく僕は大剣を振り上げ人形の頭上に振り下ろす。それと共に大爆発が起こって人形の半分以上を吹き飛ばした。ついでに床まで吹き飛ばした。いまさらながらここが三十六階だということに気づく。
さて、どうしよう。
少年は以外にも冷静に(腕組みまでして)落ちていった。
ハイすみません。短すぎますよね。今回は双剣の隠された能力について書きたかっただけですから。