第2話 発売された。そして戦う
ちょっと書き直すためにこれを残して新しく修正して出します
カードが届いた次の日、朝起きてすぐ、パソコンに向かった。昨日届いた布田商会を調べるためだ。
布田商会とインターネットで調べるが、一件もそれらしいものは見つからない。
「なぜだろうか」
ふと気になり、ニュースを見る。カードのニュースだった。そう。あの昨日のカードだった。
「!!」
今日発売のカードでダンジョンなど、魔物がどんどん倒されているらしい。そしてあのカードは魔道具らしい。ま、まあ、俺はわかってはいたが......
それにしてもどんどん倒せるのか。写真のカードは俺がちょうど昨日、最初に使ったファイヤーミクロのカードだった。
ん? 作った会社が魔道カード社だ。布田商会じゃないのか? まあいいや。それは聞いたりしないとわからないし。
そういえば、攻撃系の効果使ってないな。ちょっと試したい。
だが、このニュースからは写真に沢山の人がダンジョンに入っている。
ダンジョンは魔物が生まれて街中にできたものだ。その中には魔物が生息している。
魔物はドロップアイテムみたいなものはない。代わりに、自分で取るが、それは武器、装備などになる。
売ってもお金になるからな。それがないと冒険者はお金がもらえないからな。
話を戻そう。
この写真を見ると人が沢山いて、とても入れる状況では無い。
この家の近くのダンジョンもそうだろう。だから、試したくても試せない。そんな状況だ。
一応見に行くか。絶対に入れない可能性があるわけではないからな。
「入れるな」
何人かはいたが、あの写真ほどではなかった。これで試せるな。
俺はカードがあったとしても初心者だからな。一層の弱い奴を倒すか。まあ、それが普通だが。
「つまらない......」
一層の魔物を倒していたが、弱すぎる。買っていた魔物用の剣で一撃だ。
ちなみに魔物はスライム。ゲームでよくあるタイプの弱い奴だ。まあ、学校で対処法を沢山習わされたからな。
「ガルルルル......」
お、手ごたえのありそうなのが来たな。
こいつはワンウルフだ。目が一つだけの狼だ。攻撃方法は近接の突進だけだ。
「ガルルルル!!」
突進してきた。こいつの対処法は......
え? ワンウルフが目の前から消えた。後ろに! まずい!
早い。このままだとまずいな。どうするか......
さっきまでのやつらが弱すぎて忘れていたが、カードの効果を使おう!
何がいいか......そうだ! あのカードの効果を使おう!
「サンダーミクロ! 」
対象の相手の周りに触れると電気が流れる気体を発生させる。対象相手以外は電気が流れないらしい。
ワンウルフは二度目の突進途中だった。サンダーミクロは周りに出るから電気が流れる。
「GRRRRRRR! ! ! 」
突進してきたワンウルフがサンダーミクロに触れる。
ワンウルフが倒れた。よし! 倒したぞ!結構カードの効果強いな。
危なかった。足ががくがくしている。カードがなかったら死んでたかもしれない......
今日はもう終わりにしよう。早くワンウルフの毛皮を売って帰るとするか......
ダンジョンの外に出たが、人通りが少ない。朝と同じだ。
今は昼前だ。ダンジョンに入った時は9時頃だった。今は11時だ。
早めに帰って飯にするか。その前にこの毛皮を売らなきゃな。
「らっしゃい。おお。和洋か。」
このおじさんは家の近所で魔物店をやっている人だ。
「どうも、おじさん。売りに来たよ。」
「お、冒険家になって初の売却か。売るもんはなんだ?」
「これだよ」
と、言って、カバンの中身を見せる。
「おお! 結構倒したな!まず、スライムの魔石か。まあ、普通か。!! なんだと! ワンウルフを倒したのか! 普通は倒せないが。すごいな。」
「まあ、ギリギリだったけどね。おじさん。カードって知ってる?」
「ああ、魔道カード社の魔道具か。今日出たやつか。和洋もそれを使ったのか?」
「まあ、ちょっと違うけど、効果は一緒だね。試験品で届いたんだけど、送ったところが布田商会ってやつで、調べても全く出てこなかったんだよね。」
「なるほどな。それは不思議だな。ちなみに、どの効果を使ったんだ?」
「サンダーミクロってやつだよ。ワンウルフが突進してくるから、周りに出したんだ。」
「なるほどな。ネットに載っていたファイヤーミクロの電気バージョンか。そうだ。この素材は、全部で1万円だ。」
「ありがとう。また来るね。」
「おう!」
家に着いたが、昨日の効果でなんか食べるか。好きな寿司もいいが、ほかのやつも捨てがたい。
待てよ。ゲットフードは好きな食べ物を出せるわけだ。ということは、オリジナルの食べ物も出せる!試してみよう。
「ゲットフード!」
机の上に乾パンが出た。だが、それは特別な乾パンだ。
「いただきます! 」
口の中に何かわからないが、おいしい味が広がった。そして腹いっぱいになった。
やっぱり効果をつけれるらしい。これで魔力をあげるっていう食べ物も作れそうだ。
腹いっぱいになったから寝るか。今日はすごい一日だった。目を閉じる......
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