第一話 幼馴染ーズ
えー、初めて小説を書いて投稿した時につぶやいたのは
「やべ、明日朝早くから仕事あんじゃん、四時間しか寝れねーわ、ワロタ」
処女作なので温かい目で見てくれると嬉しいです。
誤字脱字、言葉の使い方等、間違っていたら教えてほしいとか思ってないんだけらね!ツン!
俺こと覇矢間悠斗は中三の頃……いや、昨日までの事か
「ゆうと~」
まぁ、なんというか異世界に飛ばされ勇者やってました
「ねぇ~、ゆうと~!」
しかも、その世界のピンチを俺と仲間たちで救ったうえに何故か、俺が強制的に強引にとてもいい笑顔で全種族を束ねる王に祭り上げられた、……あの時のアルテマの顔は邪神の様な……いや、考えるな忘れろ、とりあえず、俺は王になり世界を平和へと導いたのはいいが
「こっちがしゃべりかけてるのに無視しないでよ~!」
いかせん、どうやら俺はホームシ……家族がどうしているか心配になり、帰ってきたのだが
「まさかあっちで過ごした数十年がこっちではたったの数十秒か、いやはや笑えるわ」
「へ~、私を無視するのがそんなに笑えるの?」
「いやほんと笑え…ん?……お、おう!ゆ、優香じゃんか!おはようさん!」
「おはようさん!じゃないよ~!このアホ~!朝迎えに行ったらおばさんに「もう登校したわ」って言われたの!一声かけてよ!今も声かけてもずっと上の空でちっともこっちに気づかないし!」
「わ、悪かったって、早起きして暇だったからな、今日は早めに登校してみようと思って」
彼女の名前は 神崎 優香 俺の幼稚園からの腐れ縁もといい幼馴染、親同士が元々仲のよく、高校からの親友同士で、親の仕事の都合上でたまたま、偶然の奇跡的に俺たち家族が引っ越した先に神崎家が隣にあり、後はトントン拍子で兄妹のように一緒に過ごすことが多々あった、10人中10人が振り向くであろうその美貌、そのうえに当人はとても明るい性格をしていて男女両方から好かれるとても素敵な女性である、学年成績は二位である
「また!また人の話きいてないぃぃぃ!ばーか!ゆうとのとんちんかん!」
泣きながら自分の席に帰って行ってしまった
「あちゃーどうしたんだよゆうと、昨日の夜に夫婦喧嘩でもしたのか?」
「誰が夫婦だ誰が」
「はいはい、で?今回は何をやらかしたんだ?」
「さーねー?俺がそんなことわかるわけないだろー?」
「それもそうか、お前は校内一の唐変木様だもんなー!」
「誰が唐変木じゃー!」
「「「いやいや、お前だよ」」」
「ありゃ?」
この時はクラスの全員からツッコまれたのだった
「まぁ、でもぶっちゃけ、学校の女神様を独り占めしてるお前はほんといいよ……こっちにはチャンスのひとかけらも回ってこないんだもん……」
池宮 煉 こいつとは小学校三年の頃からの付き合いで六年間ずっと一緒のクラスだ、腐れ縁だ
「もんとか言うな!気持ち悪い!」
「なんだと!この女たらし!お前のせいで何人の男子生徒が血の涙を流してると思ってんだ」
「「「そうだ!そうだ!」」」
「そのくせ!こちらの事も気づかず、お前が早く彼女を作ればいいものを!」
「「「うぅぅぅ」」」
泣いていた、そこには泣き崩れる男子生徒の死体が
「今は必要ないよ、遊んでる暇ないし、もう少しで受験だぞ?勉強しろ、勉強」
「「「神は……神はなぜ、平等に生まれさせてくれないのだ、あぁ神よ」」」
(…………今は?)
煉は男子生徒が今、神を呪い殺しそうな勢いで天を睨んでいる横でふとユウトを見る、不思議に思ったのだ、いつもなら頑固に彼女はいらないだのと顔を赤く染めながら言ってくるのだが今日は違った
(今はいらない?昨日まであんなに頑固だったのに、それにあいつなんか雰囲気かわったような、前より体つきがたくましくなってるような?)
煉はチラッと優香とその隣で本を読んでいる女性を見る
(気にしてるな?さっきの発言はやっぱりこいつなら気づくよな)
その通りだった、ユウトの発言を聞いて煉が注目していた女性「花澤 明日香」は勝手に脳内にて「今はいらない→でも気になる人がいる→誰?」となっていた
(誰?ゆうとの気になる人って!?)
明日香は焦っていた、知らないうちにユウトの周り女がいると大ピンチであると
(ん~、優香は除外、二人で約束したし、誰だろ~?)
花澤 明日香
もう一人のユウトの幼馴染で優香のライバルでもある、ユウトの父親が働く大手企業の令嬢、小学二年からのつきあいで、優香が元気でわんぱくでみんなの太陽のような存在だとしたら、明日香はお淑やかで気品があることで優香の反対、月のような女性といわれている、三人の仲はとても良かった
(誰?さっきの口ぶりからすると私たちではないわね……私と優香のユウトに手を出したのは、どこの愚か者かしら?)
優香と明日香は密かに二人でユウトを将来は愛し合うと決めていたのに実はユウトには私たちではない女の人がいると考え早急に行動することを決めそれを優香に教えユウトに尋問を決定した瞬間である
一方何も知らないユウト本人は
(そういえば、こっちに来てちゃんとスキルや魔法が使えつか試してないや、帰ったら試してみよ!)
と、のんきなことを考えていたのである……この後に地獄が待っているとも知らずに……
一方そのころ、異世界アルティミスでは
「ほんとに行っちまいやがったな」
「しょうがないよ、彼にこれからも幸福が降り注ぐことを願おう」
「それならもうあいつには降りすぎてるだろ」
「でもユウトなら大丈夫」
「そうです!お兄ちゃんはサイキョーなのです!」
なんか、書いてる途中からファンタジーから離れてラブコメを書いてる気分になったよ、
神の声 「おい!しっかりしろ!大丈夫だ!最後はちゃんと持っていけてるから大丈夫だ!」
「はっ!…そうだよね!誰だかわからないけどありがと!」
次回も初心者なりに頑張って書いていきたいと思います、応援よろしく!