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母さん  作者: くりすけ
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高位

いつもの帰り道


最近、風も気持ちいいくらいの4月下旬のなんの変わりもない普通の1日の終わりの夜


なにかわくわくする春の夜風が吹くなか


今日で最後にしようと思っている事があった。


それは最後の喫煙にしようと決めたこの日


いままで何度もくじけてきたが


たばこを吸いはじめて約20年がたちもうそろそろやめなきゃ体にきついし健康になろうという思いと、忍耐力のなさにいやけがさしてからだった。


がその最後のわりには



美味しいコーヒーとたばこでいままでの喫煙人生を飾ろうかと思っている矛盾した自分がいた


がっしかし吸っている人ならわかるはずコーヒーとたばこの相性がいいことを


そうしたら吹っ切れそうな気がして


まぁーコーヒーといってもどこにでもある缶コーヒーだが。


僕はちょっと甘めのコーヒーが好きで


いつもの帰り道にあるコンビニによったが何か今日はコーヒーでなく


ココアを探していた。


コーヒーだと普通すぎてせっかくこの20年間を締めくくるのであるなら


今からだがほしているものにしたいと思ったからだ。


陳列品からココアを探すがやはり置いていない


この時期になるとココアはあまり売れないのだろうか?


もう1件となりにあるコンビニというか


スーパーマーケットにもよったがここにもない。


じゃーしょうがない家にある前買ったもので最後の喫煙を楽しもうと考え直した。


がやっぱり諦めつかず


ココアが飲みたい。その気持ちを帰りの自動販売機にたくしたが


自動販売機にも、もうココアの姿はなかった。


これは諦めろと言われているような感じがした。


仕方なく帰ってるなかふと小銭を握っていて思った。






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