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目指せ!ポーションで理想の生活 IN 異世界  作者: ペンギン
第4章 聖都騒乱
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お昼ご飯の風景

「それで、お二人と勇者様達はこれから聖王国へ向かうわけですね。」


 「そうですね。今の僕の力でどこまでできるかは未知数ですが、行く以外の選択肢はありません。お世話になった人や親しい人達もたくさんいるので。正直うと助けが欲しいぐらいなんですが、生憎と伝手がなくて。」


 「私達がお手伝いします!!」


 リリとララが戻り勇者様達と6人で食事を取りながら現状の確認をしているとやはりというか、こうなった。


 また2人が戻ってきた時に鑑定をかけてみたら驚いたことに


 リリアーネ LV:46    ララ LV:45


 なんと二人ともLV40を超えていた。これは完全に予想外であった。よくてLV20後半から高くても30前半と思っていたか。もちろん予想通りであっても一般的な考えからしたらそれでもおかしいぐらいなのだが。


 なるほどそれであの時ララは『迷宮のボスまで自分だけで行けるようになったの。』と言ったのか。僕はてっきりララとリリそれにライムたちと一緒にと勝手に解釈していたが、このLVなら文字通り1人で最下層まで行ける。


 それよりも気になるのは僕が旅に出ている期間、そんなに長くはない期間でどうやってここまでLVをあげたのかが気になる。けど、怖いから聞くのは止めておこう・・・・・・。


 先に言った通りよほどのことが起きても大丈夫なわけだし。


 「お二人なら安心できますね、でも本当に大丈夫ですか?お願いすることになる【真実の洞窟】はこの前お二人が踏破した【森の迷宮】よりも難度が高いですよ」


 え!? 【森の迷宮】? 踏破?? どういうことだ。 でもスルー、つっこんだらダメだ。


 「大丈夫です、今回はマオも一緒だし」


 「そうですか、マオさんがいれば回復も万全になりますし、大丈夫なのかな」


 「はい!! 大丈夫です」


 勇者様の話を食い気味で聞き言葉を返すリリ。目がキラキラしてるし、やる気に満ちてるよ。リリのこんな姿あまり見たことないな、そういえば。


って僕は一言も行くなんて言ってないけど。まぁ、2人が行くならついていくよ、心配だし。


 「えっと、そしたらお願いします。細かい話は旅の移動の中で、ここでは誰に聞かれるかわかりません」


 「はい、それでは準備もあるかと思いますので、明日の朝にまたこの宿の入り口に集合しましょう」


 その後とりとめのない話をして解散となった。




 「ホントに、2人とも元気そうでよかったよ。本当に調子は大丈夫?怪我や病気はない?っていうか無茶したでしょ。」


 「んんー、すっごい順調だよ。一度辛い時があったけどライムやスラきちが助けてくれたから問題なかったし」

 

 「楽しいよー、みんなも優しいし、迷宮もサクサク進めちゃうし。今度はお兄ちゃんも一緒だね!ララのすごいところ見ててね!」 


 あまり多くは語らないか。小さくとも冒険者というわけかな。


 まぁ、ライムはもちろんスラきちさんも相手が並大抵、それこそ魔王と呼ばれるような存在以外なら問題なく対処できる。例えばあの聖王国でも精鋭中の精鋭と思われるメリッサさんと戦っても彼らは勝利してしまうだろう。勝負なんてさせないけどね。


 「無理しない程度にね。さて、明日の準備を一緒にしようか。買いたいものとかあるよね」


 「「うん」」


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