表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
目指せ!ポーションで理想の生活 IN 異世界  作者: ペンギン
第1章 初めての異世界
4/92

神様も予想してない? すごいのができた

まず、結論を言っておこう。丘の夕暮れのご飯も評判通り美味しかった。知識のない僕では上手く説明できいが、いつかこの美味しさを言葉にして伝えたい。そして食事を終えた僕は自分の部屋の机の前で集中している。


 よし、やるか。俺はそうつぶやくと、まずは【ランクアップ】と念じポーション|(A)を生成する。手に光が纏い、その光が収束すると僕のてに1本のヒールポーションがある。そしてヒールポーションに【鑑定】を使う。


 

 ≪名称≫  ヒールポーション

 ≪ランク≫  神級|(S)

 ≪効果≫  死んでいなければどんな怪我からでも完全回復

 ≪効果≫  追加効果としてリバイバルの効果


 リバイバル? 復活って意味だけど、とりあえず【鑑定】を使う。


 ≪名称≫  リバイバル

 ≪効果≫  HPが0になっても一度だけ死亡を防ぎHPを最大値の半分まで回復する。



 な、なんて効果だ。とりあえず最高ランクを1個作成しておこうと思い作ってみたが、すごすぎる。売りに出したら一体どれだけ。なんて誘惑には乗らないよ、売りに出したら最期、平穏自由な生活なんで飛んでいく。すごいポーションを持っているとは言え僕の能力はLV1だ、ちょっと贅沢に暮らすだけならDランクまでで十分なのだから。とはいえ、自分で使う分には困らないよんれ、とりあえずこのポーションを飲み干すことに。


 見るからに神聖な飲み物、飲み物にかつてこんな神々しさを感じたことはない、そして物語ではポーションは苦い、まずいと決まっているがこれはどうだろうか。神級だけあって苦さ・まずさも神級とかだとシャレにならないな。


 ヒールポーションの栓をはずし、香りを嗅ぐと思っていたのとは違い美味しそうな匂いがする。そして、一気に口の中に流し込む。おっ、なんかカルピスみたいで甘くて美味しいぞ。これは、俺の時代がきたんじゃないか? なにがって? 食事は美味しいものもあるようだが、甘味はあまりなさそうなこの街でのこの発見は意外に大きいということだ。贅沢だがこれ工夫したら甘味できるんじゃない?


 僕はばれない限りこのすごいポーションに関して自重するつもりはない、チートが嫌いというわけはない。チートがばれて騒乱に巻き込まれるのがいやなのだ。自分が飲む分には問題ないし、マジックリングに入れておけばだれにもバレないのだから。よし、この調子で明日以降もいろいろ作って試してみよう。めざせ、素適な食生活。


 そしてこのあとB,C,D,E,Fランクのヒールポーションを生成して飲んでみたが苦かった。もしかしたらと期待したがきれいに裏切られた。人生甘くなったです。甘いのはS級ヒールポーションだけでした。もちろん、D,E,Fランクに関しては明日売るようにいくつか余分に作ってある。


 それにしても気持ち悪い。ポーションのまずさが原因なのかわからないがとりあえずしばらく気持ち悪さに襲われた。寝ようと思ってもこれは無理そうだ。


 そうだこの時間でヒールポーションの効果を確認しておこう。そう考えるとすぐに僕は自分に【鑑定】を使用してみる



 ≪名前・LV・職業≫  マオ 15歳  LV 1  無職

 ≪スキル≫       ・ポーション生成 ・鑑定|(全) ・ランクアップ

 ≪状態≫        ・リバイバル



 しっかりとリバイバルが付いている。まだまだ歩き出したばかりのこの異世界、なにが起こるかわからないので念のため常にリバイバルはつけておこうと心に決める。そして、いろいろ試行していると気持ち悪さが嘘のようになくなった。そうして、やることもなくなったので僕はそのまま眠りにつくことにした。



 翌朝、目を覚まし朝食を取るとすぐに商業ギルドへとまっすぐ向かう。商業ギルドにつくと昨日きた時よりも人が多く混雑している。昼よりも朝のが混むみたいだ。元の世界も通勤時間帯が一番道が混んでいた、そんな感じなのかな。人混みを掻きわけカウンター近くまでいくと昨日ポーションを買い取ってくれたおじさんがいた。列に並び自分の番を待つことにする。


 「次の方どうぞ、って坊主か。今日はどうした? また買い取りか?」


 僕の姿を見るとまた口調が変わる。いいんだけどさ、こっちのが僕もいろいろ聞きやすい。


 「はい、お願いします。今日はヒールポーション|(E)を3本 ヒールポーション|(D)を1本です 」


 「おぉ、Dランクか本当ならすごいなぁ。見せてくれて」


 そういうと昨日同様ポーションを見つめる、鑑定(ポーション)を使っているだ。


 「本当にDランクじゃないか、すごいな。是非とも入手経路を知りたいが、まぁ秘密だろう。よし、今回は金貨1枚と銀貨3枚だ。ギルドカードに入れておくぞ。それともし独自で商売をするならうちを頼りな、ギルドを通さないいけないというわけではないがいろいろ面倒は回避できるぞ」

 

 「ありがとうございます。今のところそのつもりはありませんので、もしその時がきたらお願いします。それとまた質問があるんですけどいいですか?」


 大きくうなずくおじさん。顔は怖いのに優しいおじさんだ。っと余計なこと言ったかな。そして俺は昨日夜感じた疑問を聞くことにする。


 「ポーションって飲むと気持ち悪くなります?」

 

 「そうだな、短時間に何個も飲むと気持ち悪くなる。だからポーションを飲む時は間隔を空けないといけない。平時なら問題ないが戦闘中は特に気を付けないといけないな。必要な間隔は個人差があるのでなんとも言えないが、ってどうしたこんな基本的なこと。本当になんも知らないんだな。ちょっと待ってろ。」


 おじさんはカウンターの下にもぐりごそごそしてる。なにをしてるかわからないがしばし待つことに。


 「おし、あったぞ。これをやろう。これは初心者用の教本だ。冒険者ギルド、商業ギルド両方やるから読んでおけ。」


 「ありがとうございます、お代はいくらでしょうか?」


 「そんなもんいらねーよ、それよりもこの調子でどんどんヒールポーションを売ってくれ。最近ポーションの売れ行きがいいみたいで品薄になりやすいみたいだ。特に一番需要があるのがEランクだな。おう、それで他にもなんか聞きたいことあるんか?」


 「あ、はい。えっと確実ではないのですが、もしかしたらCランクのヒールポーションが手に入るかもしれません。もしそれを持って来たらどうなりますかね?」


 「そうだな、前にもいったがCランク自体珍しいものだが決して手に入れれないわけではない。買い取り金額も金貨5枚程度だ。だから大きな騒ぎににはならないが、まぁうちのギルドマスターあたりはいろいろ探ってくるかもな。それよりも今はEランク、Fランクのポーションのがありがたい。なんだ坊主伝手があるのか」


 「いえ、そんな情報をもらったというだけです、騙される可能背もあるのでどれぐらいで売れるのか気になったもので聞いてみたのです。いろいろありがとうございます」


 そして俺はおじさんに深く礼をし、昨日同様商業ギルドを後にした。その後広場へ向かい昨日と同じベンチに座る。

 

 以前の考えを若干修正する。Cランクは見せてもいいが、極少数のみだ。そして売りに出すのはDランクまでが怪しまれないラインであろう。おじさんもEランクの物が欲しいと言ってたからしばらくはそれを多めにうって資金を貯めよう。


 それから俺はしばらくの間、俺は昼一に商業ギルドへ、夕方まで街の探索、夜は丘の夕暮れでポーションづくりを繰り返すことにする。


徐々に主人公の能力が強化されていきます。


ブクマ・感想よかったらお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ