伝記_種族
《古代世界伝記》
人間、矮小な種族だが、ムヴァの中で一番の頭脳を持つ。戦闘力は皆無に等しいが魔石を使った魔道具や、武器を持つとレベルをあげ、他種族にも劣らなくなる。かつての最強は龍人族とやりあって無傷だったそうだ。
地底族、地底に住み炭鉱を発掘しては武器を創り、地下資源の魔力鉱石を加工、売買している。
屈強な体に小さめの背丈けを持つ。酒に強く、酒飲みは多い。手先が器用で、彼らの造る武器防具は線状で戦い続けても1年は壊れないという。魔法に耐性があり、魔法は使えない。
長耳族、古代長耳族の生き残りが退化した者。因みにハイエルフはもう絶滅したと言われる。エルフは魔力を多く有する者が多いが、魔術師ではなく精霊の声を伝え、力を使う精霊術師が一般的である。エルフは基本的に200年は生きる。
人魚族、亜人の一つだが、友好的。半漁人で、下半身は魚である。年を重ねると人化をおぼえる。半漁人であっても人化の最中でも3分ごとに水に触れなければ死ぬ。水魔法に長け、水の精霊を祭る。
因みに片割れと言ってもいい魔人族の魚人族は人化ではなく圧倒的攻撃力を誇る魚化の術を覚えるが水に触れないと死ぬ。
昆虫族、蟲の特徴を兼ねそろえた人間。亜人だが好戦的で、戦いの他に物づくりを好む。彼らの造る回復薬などは素晴らしい品質。だが今はセプライタントも少なく、どこかひっそりと暮らしていると言うので市場には滅多に出回らない。
巨人族、大きな体をもち、ヒューマンの数倍はある。大きいほど力が強く、族長レベルになると軽く数十メートルになる。知性の欠片も無い自然巨人とは違って冒険者をしていたりもする。
彼らの住む大陸、カントナ大陸は全てが大きい。
龍人族、古代に龍と人とが混じり合い、出来た種族。竜との違いは、龍人は集落で言葉を話し、龍として戦うこともあるが、竜と比べると弱い。(不完全竜)また、竜を神として祀っている。
龍人は数少なく、龍の里は所在不明。
竜人族、食物連鎖の頂点。最下位の竜でもSランクはくだらない。古代には七の竜と言われる神がムヴァの生き物を半分根絶やしたとして言い伝えられている。龍人の上位に値し、あまつさえ龍人を「蜥蜴」という始末。だがもちろん強い。滅多に人化しないらしい。魔力が増大で、生身の人間は近付いたら死ぬらしい。
人間には恐れられていて、世界の覇者。3000年は生きる。
宝石族、宝石の落とし子。普段は見分けがつかないほど人間に擬態しているが、本性は宝石の角に牙、羽のようなものを持った宝石人。生きた宝石と称され、人間達に狙われている。
ある事をすると体全体が宝石化してしまうという。
天使族、光の力を持つ一族で、悪魔族を忌み嫌う。正義感たっぷりで他種族から嫌われている。
悪魔族、闇に愛されし者。天使族が大っきらい。かといって全員が悪いわけでもない。
魔族、魔族全般。上記以外の種族の敬称。嫌われている。人族に対して害があると信じられている。