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魔界転移  作者: 貝塚
1/1

魔界転移

こんな会社、もううんざりだ!!。

男は入社して半年間、ずっと思ってる。

朝8時からよる9時勤務、残業も毎日3時間。家に帰って、風呂に入って飯を食って寝る。日々同じようなことが続いている。

「なんか新しい刺激がほしいなぁ...」

 

ある日、いつもどおりの残業を終えて帰っているとき、ふと目に入った。

宝石店だった。

こんなところに宝石店なんてあったっけ?

そんなことを思いつつ、男はその店に入り込んだ。

きれいな宝石が並んでいるのを見て男は場違い感を感じた。

こんなところににいる場合じゃない

男はそう思い、店をあとにしようとした。しかし、一つの宝石が男の目に止まった。

スファレライトだった。

すかさず店員が入ってきた。

このスファレライトは光を当てると鮮やかな虹色の光を放ちますよ

虹色の光がまるで希望の光のように見えた男は、

いくらしますか?

すると店員はにやりと笑みを浮かべ、

57万円です

あまりの高さに男は仰天したが、

買います!

と、即答した。

これが運命の始まりだったことに気づいたときにはもう手遅れだった。


 家に帰って男は我に返った。

まぁだけど俺にはこのスファレライトがあるから

そう思いつつ早速部屋に飾ってみた。

スファレライトが虹色の光を放った途端、男の周りに魔法陣のようなものが出てきた。

そして

「развертывание」と魔法が勝手に唱えられると、男は気を失ってしまった。


男:「う、ううぅ」男は目を覚ました

???:「ゔばぁ。ゔばばぁ?(おい大丈夫か?)」

見慣れない声がしたので目を開けると体長6mぐらいの魔族たちがいた。

男:「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

魔族1:「ゔば、ゔぁばぁぁぁ!(おいどこへ行く!)」

男はものすごいスピードで走り去ってしまった

魔族1:「ばばぁ、うゔぁーばゔ?(あれは何だったんだ?)」

魔族2:「ゔぁぁ?(さぁ?)」

魔族たちは不思議に思いながらどすどすと歩いていった。


 その頃、男はというと。

どういうことだ!!

もしかして夢?

男は自分の頬をつまもうとすると銀色の爪が男の視界に入った。

?、おい嘘だよな

もしかして、俺、魔族になってる!?

男はその爪で自分の頬をつねった。

痛っ

夢ではないと言わんばかりに鳥らが煽るように鳴いていた。

これから俺はどうすればいいんだ?


すると男の下になにか機械のようなものが落ちていた。

なにこれ?

その機械は全体がたちまち錆びていて使えるような代物でないということも男は分かっていたが、「Путеводитель по другим мирам Машина」という文字だけはなぜかはっきり見えていた。

まぁ一応持っておくか

するとそこから異音がしたため、男は離れると、1人の女性がVRのような形で立っていた。

男:「お、お前は誰だ?」

???:「お前、誰に向かって口聞いてんだ?」

???:「私はБог другого мираだ」

男:「え?いまなんていった?」

???:「この世界の神だ」

男:「そんなこと言って、俺を騙そうとしてるんだろ?」

神:「頭が高いな「преклонить колени」」

すると男はがくんと跪いてしまった。

神:「いいか、一度しか言わないからよく聞け。今お前はこの異世界に入り込んでしまっている」

男:「そんなこと、とっくのとうに知っているさ」

神:「Заткнись」

男の口はチャックがかかったように開かなくなってしまった。

神:「お前の体を見ればよく分かると思うが、お前は魔族だ」

神が写っていたVRのようなものが鏡に変化した。

顔は火を吹くようなドラゴンの皮、胴体は鉄の鎧のようなカチカチとしたもの、下半身はコンクリートのようなもので覆われていた。

神:「お前が元の世界に戻りたければ、魔王となり、この世界を統一しろ」

男:「もごもご!(なんでそんなことしなければならないんだ!)」

神:「そんなことどうだっていい。さっさとたて。」

神が魔法を解除すると、神はいなくなっていた。すると

機械:「ソレデワコレヨリ、コノキキノツカイカタヲ、セツメイシマス。コノキキワ、オオキクワケテ3ツノキノウガアリマス。1ツメワ、マップキノウデス。ワタシニムカッテ

「Открыть карту」ト、トナエルト、チズガヒラケマス。

2ツメワ、ホンヤクキノウデス。コノキキノヒダリガワニアルキカイヲ、ミミニツケルト、ツネニイセカイゴヲホンヤクスルコトガデキマス。ソシテ3ツメハ、ステータスデスココデハイマノ、サイダイMPヤHPナドヲ、ミルコトガデキマス。イジョウデセツメイヲオワリマス。ガンバッテクダサイ」


さて、どうしたものか。いきなり世界を統一しろって言われてもな..

すると、1kmぐらい先に、魔族の街が男には見えていた。

まずはそこの大きい街に行ってみるか!!


男が行った街は聖都ミノン。異世界最大の都市である。もともとここは荒れ地のような場所だったが、10年の時を経てここまで発展している。あたりには商店や宿泊施設、図書館、そしてここに魔王検定を受けられるとされるセノムと呼ばれる建物がある。ありとあらゆる魔族がここセノムで行われる魔王検定を受けるためにここミノンに集まっている。

とりあえず借家を探さないとな

と、男は借家を探しに商魔ギルドに行った。


カランコロン

商魔「いらっしゃいませ」

商魔「ご要件は何でしょう」

男:「えっと...借家をしたいんですけど、できそうですか?」

商魔:「はい、できますよ。」

商魔:「どのような借家をお求めでしょうか」

男:「家の間取り図ってありますか」

商魔:「はい。ありますよ。住むのは1人でしょうか?」

男:「はい、そうです。」

商魔:「わかりました」

と商魔は言うと古びた紙を持ってきた。

商魔:「Золтрак」

というとその紙は光を放ち、気づいたらいくつかの間取り図が書いてある紙に変わっていた。

商魔:「この中からお好きなものを一つ選んでください」

男は唖然としたその頭をフル回転しながら選んだ。

男:「じゃあこれにします」

男が選んだのは1LDKの小さな借家であった。

商魔:「わかりました。では鍵は「ключ」と唱えると開ける事ができます。借家の場所ですが、キッツーが案内しますので、ご心配なさらないでください。」

男:「ありがとうございます。」

と、男が安堵すると

キッツー:「デワココカラワ、ワタクシガアンナイシマス。」

男:(いや、機械かよ!!)

キッツーは意外にも、素早く借家に案内してくれた。

男が借りた借家はミノンの少し外れた山の近くにある一軒家だった。

男はもちろん異世界語は話せないのでキッツーにドアを開けてもらうことにした

キッツー:「ключ」

とキッツーが言うとキィ...と音を立てながら扉が開いた。男は恐る恐る部屋の中に入った。そこには寒さを凌ぐためだろうか、暖炉がおいていたりベットや一人か2人の食事が置けそうなくらいの小さなテーブルと椅子がおいてあった。暖炉の横にもまた扉があり、そこも開けると小さい部屋がぽつんとあった。

「オレここで生活していくんだな」

「しかも6年も...」


キッツーと借家に向かう途中...

男:「そういえばここで魔王検定ができるって聞いたけど...」

キッツー「ハイソウデス。ココデハ、ゴネンニイチド、マオウサマノケンテイシケンガアリマス。」

男:「へぇ、それっていつなの?」

キッツー:「チョウド、キノウシケンガアリマシタ。」

男:「えっ昨日!!!!!!」

キッツー:「ハイソウデス」

男:「えっじゃあここに5年もすまないといけないの?!」

キッツー:「シカモマオウサマノシケンヲウケルニハ、サイテイデモ、マオウシケン3キュウヲモッテイナケレバナラナイデス。」

男:(じゃあ5年も借家を借り続ける莫大な金貨も必要じゃん!!)

男:「ちなみに...魔王検定3級に参加するには何が必要なの?」

キッツー:「ジブンノスキルヲモッテイルコトガ、サンカジョウケンデス。」

男:(それなら、異世界語を勉強して自分のスキルを確認する必要があるな)

男:「ちなみにそれはいつあるの?」

キッツー:「ヤクハントシゴデス」

男:(じゃあ、別に魔王検定に合格しなくても、この先に進めばいいんじゃないか?

そっちのほうが早く魔王になることができるし)

キッツー:「チナミニマオウサマニナルノニワ、ドノミチ、マオウケンテイ1キュウヲモッテイナイトイケマセン。」

男:(こいつ心でも読んでんのか?!)

男:「まぁとりあえずはその半年後の魔王検定の3級に合格すればいいのね。」

キッツー:「ハイソウデス」


キッツーにそう言われたものの

いや、絶対できるわけ無いだろ!!

この有り様である。

まぁでも現実世界に戻るためにはこの方法しかないのか...

と、言いながら渋々図書館へと向かった。


男が向かった異世界立ラノゾ図書館はこの異世界で出版されているほとんどの本や魔導書などがある図書館だ。もちろん魔導書は人気なため殆どが借りられている状態だ。

「とりあえずはまずは異世界語を習得しよう。」

異世界語を勉強することは男にとって意外に楽しいものだった。もともと男は現実世界では勉強が虫の次に嫌いだったが、何故か楽しく感じてしまうのであった。


5ヶ月後...

翻訳する Перевести 詳細に調べる Изучить подробно 意識 сознание

よし!!意外とできてきたぞ!!

この5ヶ月は男にとっては勉強をして、剣を振り、バイトをして、飯を食って寝る。の繰り返しの日々だった。はたから見たら退屈そうに見えるが、男はとても充実した日々を送ることができたのである。

魔王検定3級まであと1ヶ月後か..

意外と早いもんだな

この調子で行けば多分魔王検定も合格するな!

よし!!絶対に魔王検定に受かるためにこの調子で頑張るか!!


そしてその1週間後

よし!!もう完璧だな!!

男は異世界語での読み書きや会話などは完璧にできるようになった。

すると男は「Путеводитель по другим мирам Машина」を取り出した

えっと..これは...【異世界ガイド機械】って言うんだな

正解である。男は順調にそれぞれを翻訳していった

えっとMPが200..えっ!!200!!!!

男は戸惑いながら資料を取り出した。息抜きに読んでいた資料に

MPなどは大体は生まれたときに決まっており、平均はMP60だ。しかし年によって魔力の量は変わる。その平均は30歳時点でMP95である。また魔力の全盛期は30歳前後である。と書いてあった。常人の3倍じゃん...

でもその代わり、HPは低いんだな....

HP55と書いてあるガイド機械から映し出されたVRを見つめた。

ちなみにHPの平均は95である。

しかし、まだスキルが出てこないな

と、VRを操作していくと、「???」の欄が出てきた。何だ?と思いつつもその下に男が待ち望んでいたものが映し出されたので見るのを諦めた。

おっ、あったあった。良かったぁ。これでスキルがなかったら魔王検定すら受けれないからな。

えっと...「スキル:コピー能力。今まで戦った敵の魔法をすべて使うことができる..」

って、今まで誰とも戦ったことがないんだけど!!

男は焦っている。なぜならば、魔王検定3級の試験まであと3週間しかないからである。

えっじゃあどうすればいいの?...

すると、偶然、1つの張り紙がはらりと落ちてきた。男がそれを拾い上げ、その張り紙を見た。

「未踏破のダンジョン【没落の王都】最深部まで行けば金貨600枚贈呈」

これだ!男は立ち上がった。未踏破のダンジョンをスキル無しで行けるのかと聞かれたら、隙間の時間を使って剣の練習もしていたので、大丈夫である。とにかく、自分の魔法の手数を増やさないといけないので、直ぐに行動に移した。


未踏破のダンジョン【没落の王都】はミノンから少し離れたところにあった。

案内魔:「こんにちは。こちらでダンジョンの受付をしてください。」

男:「わかりました。」

男は受付を済ませるために古い小屋に入った。そこは物置小屋みたいな感じで椅子やら使えない剣などのものが乱雑に置かれていた。

受付魔:「ダンジョンの受付をしますか?」

と急に言われたので、男も驚いた。

男:「はい。そうです。」

受付魔:「では、ギルドカードを見せてください。」

男:「はい。これですね。お願いします。」

男は図書館で勉強中に魔王検定を受けるのにもしかしたらギルドカードが必要になるかもしれないと思い、ギルドカードを作りに行っていた。

受付魔:「はい。確認が終わりました。では、今から注意事項を話しますのでよく聞いといてください。」

受付魔:「まずこの【没落の王都】は未だに踏破されておらず。とても危険なダンジョンとなっています。ですので、たくさんの死者が出ております。なので、途中でリタイヤするのでしたら、Побегと唱えてください。そうすると、瞬間移動をして戻ってくることができます。説明は以上です。質問はありますか?」

男:「ちなみに、どのくらいの時間が必要ですか?」

受付魔:「大体、1週間前後でございます。」

男:(3級魔王検定まであと2週間ぐらいだから大丈夫だろう!)

男:「わかりました。」

と快く返事をし【没落の王都】へと入っていった。


【没落の王都】。もともと古代イレセナ王都と呼ばれていた。古代イレセナ王都は、聖都ミノンよりも栄えていて、魔界都市と言われていた。人族がここ一体を占拠してしまい、【没落の王都】として、ダンジョンになってしまった。


さて、さっさと終わらせようか。オレはこれが終わったら、魔王試験を受けるんだ!!

盛大に死亡フラグを立ててしまった。


古代イレセナ王都は、いかにも現実世界という感じがして、懐かしく感じ、今からここを襲うという、盗賊や略奪者に似ているような感覚だった。だだ、ここで腹を括らないと、絶対に魔王検定に合格することはできない。そうじゃないと、おれは現実世界に戻ることはできない。だから、やらねばならない。


すると、一人の人族がこちらによってきて、殺意の目を向け、剣を振りかざした。

男は、持っていた剣で相手の剣をいなし、人族と距離を取った。人族は何かこちらに話しかけている。だが、男はその言葉はわからなかったので、黙り込んでいた。すると、また剣を振ると思いきや、今度は杖持っていた。杖の先には、現実世界のルビーに似ていたものが埋め込まれていた。すると、人族は「네가 구하는 곳에 큰 바람의 가호가 있기를. 웅장한 바람의 힘을 지금 여기에【폭풍】」と唱えると、あたりに荒れ狂う暴風が吹き始めた。男は体勢を崩し、暴風によって飛んでしまうのを防ぐのに精一杯だったが、人族が男の首を狙いに来ていたので、相手の手首を蹴り、腹にも蹴りをいれた。人族は戦い慣れていないのか、少しうずくまってしまったが、もう一人の人族が「네가 구하는 곳에 큰 재생의 가호가 있기를, 상처 입은 자에게 다시 일어설 힘을 주리라【재생】」というと、うずくまっていた人族の一人がスクリと立ち上がった。なるほど、一人の人物が使っていた魔法は風魔法で、もうひとりの魔法は再生魔法だな。オレも異世界転生系のものを読んだことがあるから、そのへんはわかるぜ!!たしかあれは、無職なんとかっていうやつだったなぁ。おっといかんいかん。目の前の敵に集中しないと。じゃあまずは、厄介な再生役から潰そう。すると男は再生役の人族を標的として、走りながらその人族の胸に剣を振りかざした。人族の胸から青い血が吹き出していた。人族は再生魔法を使おうとした。しかし、男は人族の喉を切り裂いた。そして人族は倒れ込んでしまった。そしてすかさず、風の魔法の使い手の方に走り、剣をしたから振り上げた。剣はその人族の顎を突き破り、その人族は倒れ込んでしまった。


男は自分のスキルを風魔法の人族に試してみた。「汝の求めるところに大いなる神の加護あらん。偉大なる貴殿の力を当方に授けよ【複製】(マスターコピー)」すると、白い魂のようなものがふわふわと上がり、男の心臓へと消えていった。少々驚きながら再生魔法の人族にも詠唱を唱えた。すると今度は緑色の魂が男の心臓へと消えていった。


意外と苦戦せずに行けるもんだな。男は近くの塀に寄りかかり、考えていた。

どうやら、この異世界では人族は魔術と剣術をどちらとも使えるらしい。また、魔術を使うのには必ず詠唱が必要だということ。俺のスキルも、詠唱が必要だ。しかし、魔族ならば詠唱を省略でき、そもそも詠唱がいらない無詠唱で魔法を繰り出すこともできると何処かで聞いたことがある。だが、今はとりあえず自分の魔法の手数を増やすことが目標だ。そして、男はダンジョンの奥へと進んでいった。


その後、男は火の魔法の人族や、水の魔法、氷の魔法、土の魔法などの基本的な魔法を【複製】で手に入れることができた。このあと、とんでもないことが待ち受けていることにはもちろん気づかなかった。


男がもっと強い魔法を求めてダンジョン内を彷徨っているとき、突然、男の目の前に、小さい人族が現れた。男は今までみたいに、首を切り落とそうとしたが、その人族の首は鋼鉄のように固くなり、鉄と鉄を打ち付けるような音がした。そして瞬時に「汝の求めるところに大いなる火の加護があらん、雄大なるその土地ごと焼き尽くせ【火炎咆哮】(ファイヤーブレス)」と詠唱すると真っ赤な炎がビーム状になり、人族のもとへといった。すると人族は、「汝の求めるところに大いなる水の加護あらん、水を使いしものに、大きな壁を与えよ【水壁】(ウォーターウォール)」というと水が男の前へと集まり、大きな水壁を作った。そして炎が来たと同時にその水壁を前に押し出し、一瞬にして炎を消し去った。男が再び攻撃をしようとすると、その人族が低い声で話し始めた。

人族:「お前は何をしたいんだ。なにがしたくて、ここに来た」

男はドキッとした。今まで男と話すことができた人族がいなかったからだ。

男:「な、なぜお前は、俺が知っている言葉で話すことができるんだ」

人族:「...俺が勇者だからだ。」

その言葉を聞き男は呼吸が荒くなった。

人族:「もう一度聞く。お前は、何がしたい。答えろ!!」

男は呼吸が荒くなって答えるどころの話ではなかった。

殺される

人族:「...もういい。死ね。」

そうすると、人族が持っていた剣が、男の左胸に突き刺さった。男は再生魔法を使ったが、傷が癒えることはなく、そのまま死んでしまった。


目が覚めると、一面お花畑のところに飛ばされた。

神:「やっと目が覚めたか」

男:「ここはどこだ?」

神:「常世。現世と天界の間だ。」

男:「ってことは、俺はいま生死の狭間にいるってことか...」

神:「その通りだ。」

男は再度周りを見渡す。寒色系の花があたり一面に咲いてる。心地良い。

男:「で、お前がなんのようだ。」

神:「...」

男:「お前がここにいるってことはお前は俺に何か用があるってことだな」

神:「...そうだ。お前に助言をしよう。」

男:「...いきなりだな。」

神:「私はお前に現実世界に戻って欲しいからな。協力してやる。」

男:「話をそらそうとしてるな。さっさと話せ。」

すると神はもじもじしながらこう言った。

神:「...お前が強すぎるんだよ。」

というと、この世界の時間が止まったように感じた。

男:「...お、おおう。ありがとうございます。」

神:「そんなことは、さておき。」

神:「お前に助言をしてやるということは嘘ではないぞ。」

男:「ああ。わかった。じゃあさっさと助言をしてくれ。」

神:「わかった。では、助言をしよう。」

神:「【没落の王都】の最深部まで行き、攻略しなさい。そうすればあなたに、幸運が訪れるだろう。」と神が言うと、段々とあたりが暗くなっていった。


目が覚めると、あの勇者はここから去ろうとしていた。男は力を振り絞って詠唱した「汝の求めるところに大いなる氷の加護があらん、氷を使いし者に大きな氷柱を与えん。【氷柱】(アイスブレイク)」氷の氷柱が勇者の腹を貫いた。


「【氷柱】(アイスブレイク)」氷柱が勇者の腹を貫いた。勇者は悶えながらも、上級再生魔法を使った。「汝の求めるところに大いなるの再生の加護があらん神秘なる力がふたたび立ち上がる力を与えん【大再生】(リサイクヒーリング)」すると青白い光が勇者の周りに集まったが眩しすぎて、男は見ることができなくなっていた。男が目を開けると、勇者は再び剣で胸を貫こうをしたが、うまく避けて、距離をおいた。



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