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ながされもの

作者: 秋葉竹


(短歌七首)


バカみたい

潮騒だけが好きなのに

夏の陽射しが眩しすぎたね




あしたこそ

晴れると想うしもやけの

両手を温め街ゆく師走




大晦日

楽に生きられないけれど

楽にこの世を逃げられますか?




夢の中

憐れみさえも愛として

ゲームみたいに過ごしたいかな




ただ空を

みているだけでおだやかな

気持ちになれる元旦快晴




たまごかけ

ご飯があればやり過ごす

ことができるね陽はまたのぼる





街なかで

なにが一番好きなのか

わからないまま自転車をこぐ







───────────────────

お読みくださり誠に有難うございます。

またお会いできる日を楽しみにしています。

でわ。

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