あるエッセイのレビューが不自然きわまりないという告発。
あるエッセイが書かれて、短期間でたくさんのブックマークと評価をもらっているのを見ました。
それも短期間で4件ものレビューをされていました(その後もレビューが増え、8件を超えています)。
ここで自分は「あれ? なんか変だ」と思いました。
短編エッセイにそんなにたくさんブックマークが付くのも変です。
ときに直感は大切です。
しかし、直感だけに任せていてはダメ。
だからその直感に従うだけでなく、調べなければなりません。
そこで自分はレビューしているアカウントを調べました。
こういうことを言うと、ある人は「暇なやつだw」なんてことを言うでしょう。
そういうつまらない煽りをする人に言います。
「ネットリテラシー」ってご存知ですか?
根拠無くネットの情報を信じたり、そうした情報の信頼性を調べずに簡単に「いいね」したり、誤った情報を拡散することについての言葉です。
情報の正しさもそうですが、ここ「小説家になろう」において当該レビュアーの行為は、不正の可能性があると考えたので、それを確認することにしました。
すると、おもしろいことがわかりました。
そのエッセイをレビューしたアカウントの多くは最近のものが多く、作品投稿もしておらず、作品もまったく評価していないか、あるいはいくつかの作品を10月3日から開始して、その1日だけいくつかの作品に☆を付けている(さらにそのレビュアーは1日ごとに評価している日にちがずれている)、という共通点があります。
さらにおもしろいのは、そのレビューアカウントのほとんどが、同じタイトルの作品に評価を付けているのです。
(この評価されている作品について調べてみると、さらに不自然な流れがあることに気づきます)
たまたま10月○日から評価を付けはじめた人がいて、たまたま同じ作品を評価して、たまたま同じエッセイのレビューをした……
そんな偶然があるでしょうか?
すくなくとも自分は、これはあきらかに複数のアカウントが結託して(複数アカウントを個人で作ったとするなら、あきらかな規約違反です)作り出した流れだと感じています。
【追記】
問題のエッセイは削除され、その作者はアカウント停止処分となったようです。
不正行為には運営がきちんと対応する。
今回の件でそれがわかりました。
作品の内容で評価するのではなく、仲間意識でもって評価を付けているとしたら、それこそ公平性が失われるんじゃないかな。




