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Cafe 猫の足跡②

  光が収まり目が開けれるようになってから本を見てみると、私には読めない文字と何やら地図らしきものがビッシリと書き込まれていた。


「おお〜メリアちゃんのことがよっぽど気に入っとんやな〜」


 ランドリーさんはふむふむと本を読み込んでいる。


 記録の本は気まぐれで、時にはなぞなぞか、というようなほどのヒントしか出さなかったりすることもあるらしい。

 ここまで親切な提示は珍しいとか。


 それは多分喜ぶべきことなんだろうけど、未だに状況が把握しきれてない私はとりあえず軽く笑うことしかできない。


「読まれへんやろから、あたしが読むな〜。簡単に言うと街の外れの洞窟を探索して、そこにランラン草があるからそれをポーション屋のじいちゃんに届けるみたいやな。んでその洞窟を詳しく探索すると強くなる、ランラン草を正しく採取して届けるとコインが稼げるってことらしいで。」


 地図と採取の仕方はメモしといたるからなーとランドリーさんが言ってくれると同時に目の前にウィンドウが現れる。


...............................................

【隠し洞窟の探索とランラン草の採取してポーション屋に届ける】

 ・ワンワンの外れの洞窟を探索しよう

 ・ランラン草を正しく50本採取しよう 0/50

 ・ワンワンのポーション屋にランラン草を届けよう

...............................................


 探索と採取のクエストって感じかな?

 まだよくわからないけど強くなれてコインも稼げるならやるしかないよね!

 明確にやることが決まってよかったかも!


「ほいっこれがメモな。今のメリアちゃんに1番合うものなんは保証するで!次は依頼料もらうけどな〜」


 少しからかうような顔で笑いながら言われる。

 メモには地図とランラン草の正しい採取の仕方が詳しく書いてある。

 これなら方向音痴の私でも迷いなく、行けそうだ。


「はい、丁寧にありがとうございます!ケーキとミルミル茶もご馳走様でした。とっても美味しかったし、依頼なしでも来てもいいですか?」


 そう言うとランドリーさんはさっきより嬉しそうな顔でふにゃっと笑う。


「そう言って貰えるんが1番嬉しいわ〜。ここに来る人は大体依頼目当てやから、正直ちょっと寂しかったんよ。いつでもおいでな」


 頭をなでなでと柔らかな手で撫でられる。

 なんだか、さらに仲良くなれた気がする。


「あ、そうだ!連絡先交換しませんか?」


「せやな!せっかくやし、しとこか」


 そう言ってランドリーさんと連絡先を交換して、お別れを言ってからお店を出た。



 よーし!さっそくクエストするぞ!

 ランラン草を採取するにはスコップがいるみたいだし、買いに行かないとね。

 んーあるのは雑貨屋さん……かな?


 そう当たりをつけた私は爽やかな風を感じながら、表通りで見かけた雑貨屋さんに向かうのだった。



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