「風船爆弾」復活
架空戦記創作大会2017秋に向けて書き始めました。
これはお題の2「架空のセンサー」に該当する作品です。
当初は今はやりのロボット兵器にしようとしましたが、当たり前過ぎてつまらない。
この季節、思い出したのが、ジェット気流。
本土空襲でジェット気流に乗ったB29は、照準機が対応できないくらいの対地速度になったとか。
こいつを使う兵器が「風船爆弾」ですね。
この爆弾から、爆弾を下ろしてセンサーを搭載、日本からでなくて、北朝鮮の沖の黄海上から放てば北朝鮮上空に侵入して情報取れるかもしれない。
ってことで考えてみました。
陸海空自衛隊と防衛省の総力?を結集した計画です。
安上がりに、北朝鮮に侵入、電波情報をとる計画、うまくいきますやら
昭和19年末から、アメリカ本土を攻撃した「風船爆弾」は、アメリカを継続して空襲した点では非常に珍しい兵器と言えます。
そして現在、日本にミサイルを撃ってくる「敵」が朝鮮半島にあります。
その情報、特に電波情報を収集するのにさまざまな方策がありますが、遠く離れた場所からの観測になってしまうことや、長時間の収集が難しいなどの問題があります。
そこで現在に蘇ったのが「風船爆弾」です。
攻撃目的ではないから、爆弾は搭載していませんが上空の気流にのり朝鮮半島を横断することや、ステルス性能をあげるための「材料」など共通する点も多くそのように俗称されてます。これを使った情報収集活動についての物語です。
うまくいきますやら