表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

序章

憎い。

この国の王が。


憎い。

私の家族を奪った者達が。


憎い。

私自身の存在が。



絶対復讐してやる。

この国の全てを奪ってやる。

そのために私は何でもする。

神様でも悪魔でもなんでもいい。

私の全てをあげるから力を頂戴。



「あなた生きたいの?」


だれ?


「それならこちらにいらっしゃい?」


どこにいるの?


「大丈夫怖くないから。」



頭のなかに響く美しい声。

天使の声のようだった。ここは天国なのか。


霞む眼の前には、白い大きな剣と黒い扉。

白い剣に触れた瞬間、私の身体の内から光が溢れだす。

傷付いた身体が嘘のように治っていく。

痛みが消え傷も消えた。

そして、手には美しい光の剣が握られていた。



「封印を解きし者。そなたの望みはなんだ?」

「…この国を滅ぼすこと。」

「勇者の血を持ち破壊を望むとは!運命なのかもしれないな。」

「そうね。ついに私達の待つ者が来た。」




「「そなたの願いを叶えよう。」」







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ