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キラーズオブザルーレット  作者: 亞沖青斗
五章 怪気炎
13/42

十三話

 七年前となるあの事件から全てが狂った。

 壊れた歯車なんて比喩など生易しい。夢は奪われ、未来は閉ざされ、あらゆる選択肢も潰され、ささやかな平穏すら許されなかった。本当に、自分は山岡静子なのだろうか。どうしてこんな名前なのだろうか。名付けた人はもう死んだ。

 静子、勉強しなさい。はい。静子、早く帰ってきなさい。はい。静子、将来のことをよく考えて行動しなさい。はい。静子、私の話をよく聞きなさいいいい。はい。静子、私の言う通りにしなさいいいい。はい。はい。静子、はい。

 母が死んだあの日、自分も死にたいと思った。冷たい沼の中で窒息しそうな時、無駄と知りつつも投げたボールが途方もない数字に転がっていく。

「外の車、君のか」

 声は予想外の深味があった。古い記憶の中の、法廷でボソボソと供述する印象が覆される。

 テントの寝室部から這い出たわたしを見下ろす男の目つきは、冷厳としていて限りなく鋭い。白色のシンプルなポロシャツとカーキのカーゴパンツという特異性の無い身なりであるが、口周りの無精髭が似合う如何にも雄々しい顔立ちだった。それに引き換え日焼けた首を揉む指は、筋肉質な腕部と日焼けした浅黒い肌に似合わず細長く繊細だ。

 少しも油断ならぬ表情でもある。雲の多い東の空から太陽が昇る頃に自宅へ帰ると、庭に目を疑いたくなる珍妙な光景がなされていれば、誰しもがそうもなるだろう。

「無断でテントなんか設営されたら困るんだがね。本当なら、器物破損ならびに不法侵入、あと不法占有にもあたるから、刑法第二百三十五条の二、不動産侵奪罪が適用される、だったかなもう忘れたけど」

 彼は、そこで思い当たる節があったようで得心したとばかりに手を打つ。

「人違いかな。俺は浅井って名前なんだけど」

 わたしは唾を一飲みしてから、かすれごえをしぼりだした。

「人違いなんかじゃありません。浅井太一さんに、わたしは会いにきたんです」

「俺に?」浅井はつまらなそうに欠伸を一つ。「俺に会いに来る人間がこの世にいるなんて」とそこで言葉を切って、こちらの顔を真正面からじっくり観察する。

 凝視されたわたしは、センター分けした長い黒髪を耳にかけて、輪郭をあらわにした。彼は今度こそ面食らっていた。

「もしかしてまさか、やまおか、確か、しずこさん」

「はい、山岡静子です。七年ぶりなんで、やっぱりわかりませんでしたか」

「ああ、分からへんかった。あんた、俺のこと直ぐに分かったんか」

「はい、いえ、たぶん言われなければ分からなかったかも」

 もっとも、疑心を抱かれているようで、彼はしばらく一言も発せずこちらを凝視していた。そもそも、殺人現場を目の当たりにして心的外傷後ストレス障害に陥ったわたしは、事件後、刑務所に収監された浅井を面会訪問することもなければ、裁判の証言でも精神的な負担を軽くするために衝立で遮蔽し顔も見えぬよう施されていたので、面と向かっての対話は初めてとなる。

「ついでに言ってしまえば、わたし少しだけ整形手術したんで」気まずさから身を縮めて言う。「あの、今はわたし、内心はヤバイことになっていて優しく対話してくださるとありがたくて」

 浅井太一はひとまず納得した様子で頷いた。派手に破壊されたフェンスを横目に嘆息する。

「あれは?」

「言いにくいんですけど」深呼吸で間を置く。「ちょっとその、とうとう再会か、ってところで精神的影響が」

「びびって、ハンドル操作を誤ったと」

「昨日の昼に到着したんですけど、いないようだったし、夜になっても帰って来ないんで」

「それでなんでテント? 駅前まで行ったら安ホテルくらいあったやろ」

「タイヤがパンクして、あと諸々の理由が」

「諸々?」

「それより、今さらながらですけど」できるだけ深く頭を垂らす。「あの時は助けてくださり、本当にありがとうございました。あれのせいで、浅井さんは将来の夢を失ったと聞いていて」

 浅井の顔に嫌気が差す。仕方がない。彼にとって、わたしは差し詰め奇禍の権化である。義憤に駆られて暴走し、人並みの青春が絶えたあの夏から七年の月日が経った。二年前に出所してからは、不遇の扱いを世間から受けたとされる親戚筋に禍根を残すかたちとなり、実家に帰省することも為らず、復学はおろか就職すらも厳しい現実にあえいで遠い県へと渡り歩いたとも聞いている。現在は、とある仕事にかろうじてありつけたらしいが、それまでの道のりも決して楽ではなかっただろう。浅井太一の表情から見て、やはりどうしても眼前のわたしに対する忌避的感情は拭えぬようだった。事前連絡にて予定が取り付けられようものなら、きっぱり拒絶されていたに違いない。

「あんた、どうやってここを知った」

 この質問自体想定していたので、わたしは軽く胸を張って答えた。「興信所に依頼したんです」

「興信所? なんで」

「はい。四十歳くらいの方で。あ、職業柄あんまり素性を晒さないように、って言われているんで細いことは」

「そうやなくて、どうして興信所を使ってまでして俺を探す必要があった。あんた、俺があいつを殴り殺すところ見て、PTSDになったんやろ。なんかそれ相応の理由があるんとちゃうんか」

「それを言いたくて、すみませんけど、人には聞かれたくないことなんで、その」

 わたしが目線を向ける先には、しがない倉庫風建物があった。これには、浅井も承服し難い心境を惜しげもなく目元に晒す。

「あの、トイレとかお風呂とかも借りたくて、それにあの、助けて欲しくて」

「助けてほしい?」浅井の顔が更に歪む。

「事情があって、東京からここまで運転してきて、その間、まともな場所で宿泊できなくて」

「嫌やな。んな義理は無い。さっさとテントをしまって帰れ」

 浅井はにべもなかった。タープがつくる日陰から出て砂利地面を進む足音だけが、細い腰を折り深々と低頭したままのわたしの耳に届く。足音が止まった。

「帰れ」

 それでも、身動きしない。

「帰れって」

「せめて、他でもないわたしの口から言わなくてはならないことなんです!」

 喉から絞り出した叫び声が残響する。鳶の鳴き声が重なり、堤防道路を走り過ぎる一台のトラックが小さくなるまで、異様に耐え難い沈黙が続いた。風が流れていく。

「さっきチラッと見えたんやけど、手首どうなってる」

 わたしの両手首には、斜め線に刻まれた跡が残る。表社会で生きる誰しもが面倒事を恐れて避ける、生涯消えはしない傷。しかし、裏社会を経験した者なら通じるものがあるはず。浅井は渋々ながら応えた。

「客を招くような場所じゃないけど入りな」

 わたしは、ようやく血の気の引く顔を上げることができた。

「そのかわり密室空間で男と二人になって、それが原因で気分悪くなっても知らんからな。あと、発狂したら外に放り出すぞ」

 彼は顎を向けて住居内へと促す。わたしもオレンジのリュックを背負って追従する。とりあえず助かった。すんなりといくとは思っていなかったけれど、諦念に染まる目の色からして、案外押しには弱い人の良さが感じ取れた。

「あの、浅井さん相手ならなんだか、大丈夫そう」

 癪に障ったらしい浅井は、振り向き様に睨んでくる。

「勘違いするなよ。こっちはこっちで苦労して今の生活を手に入れたんや。さっきも言うたけど、下手に反応されて発作だなんだ起こされて性犯罪者と勘違いされるなんてことがあったらまた警察の世話になって、今度こそ社会復帰できんくなる」

「すみません」

 そんな浅井が住居とする小ぶりな倉庫風建造物は、態度と裏腹に律儀な説明によると、数年前まで和菓子工場として使われていた。持ち主である老夫婦が他界したいま、その実子が親切にも浅井に無償で貸しているのだ。

 言葉を選ぶ。「リノベーションして住んでる、とか思ってたんですけど、ふつうにそのまま使ってると」

「リノベーションなんて、んな金あるわけないやろ」

 と、吐き捨てたちょうどそこで、彼のスマートフォンが鳴った。空気が変わる。彼が応答すると、耳を澄まさずともスピーカーから野太い声が出て、決して広くはない室内に反響した。

『太一、今日いけるか』

「すみません。ちょっと急用ができまして、また電話します」

 通話が切れる。興味が湧いたが、とても問いかけれる雰囲気でもなかった。

 屋内にはレジカウンターや商品陳列棚など和菓子制作工程に必要な装置もなく、だだっ広い空間の全体を占めるコンクリート敷の土間と、その奥にある陽に焼けて燻んだ畳床六畳分があるのみで、テレビもラジオも無く、あとは壁際に並ぶ無駄に多い台所シンクやら小さな冷蔵庫、トイレとシャワー室につながるドアが基本ベースとしてあるだけ。ほかは浅井が個人的に持ち込んだ着替え衣服用ハンガーラックなど、備品棚に剥き出しで置かれた日用品が備え置かれているくらい。ロールカーテンを上げた際に溢れる朝陽の遮光が、主人にスポットライトを浴びせる。部屋隅の畳床に折り畳んで置かれた布団類が、唯一生活感を漂わせていた。殺し屋の部屋みたいだな、と思った。

「あの、あれは?」わたしが指差す先には、一般的な実生活では異端とされる物体が壁のフックに掛けられていた。

「山の中にしょっちゅう入るから、害獣駆除用に念のため持ってるだけや」

「でも、狩猟免許とかいるのでは」

「自己防衛用や、絶対にさわるなよ」

 浅井は、クロスボウガンに乾いた端切れ布をかけてしまう。

「悪いけど、座る場所がないから」仏頂面を貫く浅井は壁際に寄りかかって、一間となる部屋の中央でただ佇むわたしへと「それで?」と要件を尋ねた。

「待ってください。まだ、少し疑いがありそうなんで」

 オレンジのリュックから取り出した物とは、運転免許証。近寄って確認した浅井は、また窓際へと後退する。「わかった。本人だと認める」

「じゃあ、いよいよ本題なんですけど」

 そこでデニムパンツのポケットから、二枚の用紙を抜き出した。顔の筋肉が強張っている。冷や汗が背につたい落ちていた。再び歩み寄った浅井が用紙を受け取る。そして、開いて現れたそれを目にして、呆れた息を吐き出した。

「なんやこれは」

「か、怪文書らしいもので。家のポストに入っていたのを見つけました」

「家? 大阪の?」

「あのあと両親と三人で東京に引っ越して。わたし、大学やめて工場で働いていて。つい先日、辞めましたけど」

「辞めた?」そして、再び用紙へ視線を落とす。「これは、正木家族、てところか」

 一般的な白地の画用紙には、幼児がクレヨンで描いたような乱雑な絵があった。短い髪の男には【おとうさん】、長い髪の女には【おかあさん】、その二人の間で手をつながれる短い頭髪の子供の顔は赤色で塗り潰され何も書かれていない。おとうさん、おかあさん、だけは青空の下で笑っていた。それは、古き過去の絵とも思えない鮮度を保つ。

 そしてもう一枚。真っ黒に塗りつぶされた人型のそれが深い穴に横たわり、首部分から鮮血と思しき赤色を噴出させている。周囲は木々が立ち並び、背景はまた黒で潰されていた。何度見てもいかれた絵だと、わたしも思う。

「殺されて埋められてるとこかな。これが、あんたと?」

「わたしは、浅井さんではないかと思って」

 浅井は顔をしかめた。

「なんでや」

「それはだって」

 浅井は嘆息した。それはまあそうか、とつぶやいて渋面となる。

「にしても、ちゃちな脅しやな。警察に相談してへんのか」

「まだしてなくて。どっちにしても、浅井さんの居場所がわからないとどうにも」

「俺に、危険が迫っていると報せることが先決ということか。確かにその役目を果たせるのはあんたしかいないし、立場的にも義務がある、と言いたいんやな。それともう一つは、やっぱり事情通同士であるし……守り合おうとでも?」

 わたしは逐一、首肯した。

「情報を共有化したいとか? 身の回りに異変がないかとか……他の人に言っても、信憑性ってやつを汲んでくれへんと思ってんねやな」

「あの、だから仕事も辞めてきたわけで」

「それはさっき聞いた。並大抵の決意やないって言いたいんやろ」

 仕方がないなあ、と独白した彼は、ようやく真剣に応じることにしたようだ。

「こんな怪文書は来てへんな。これを書いた主は、俺の居場所を知らんのんちゃうかな」

 そこで彼は、直ぐさま陽の光が差し込む窓から、外界を覗き見た。都会の街並みから離れた堤防道路があるのみ。

「まさか尾行されてへんやろな、っておい」

 振り返った浅井は、足音も鳴らさず、獲物を握りしめて近よろうとしたわたしを容赦なく睨みつけた。

「近づくなって言ったよな」

「いや、つい。いい身体しているなって。すごいですね。筋トレですか」

 浅井は野良犬のように威嚇する。「職業柄や」

「だって、でもそんなに、昔にくらべたら」

「しつこい。それよりあんたのことや」

「わたし、ですか」

 浅井の目線が、わたしが小脇に抱えるオレンジのリュックを指す。「中身、何が入ってる」

「貴重品とメイク道具とか、それくらいで。あとはあの、スマホも入ってるんですが、実はこれも見ると昔のことを思い出して気分が悪くなっちゃうんで。夜は電源を切っていて」

 ふん、と鼻を鳴らした浅井は、真実味が薄いと指摘する。

「PTSDだのスマホ恐怖症だの抱えた女が、東京からこの遠方まで一人で車を運転して来た? 風呂にも入ってないって言うたよな。夜中のパーキングやらコンビニにも立ち寄ったはずや。護身道具くらい持ってるやろ」

「まあ、はい、心持ち程度なんですが」

「全部出して、床に置け」

 観念して、順に取り出し、それぞれの道具をコンクリート床に置いていく。定番のスタンガンと催涙スプレー、特殊警棒、黄緑の蛍光塗料が中で揺れる三個のガラスボールも置く。黙って見ていた浅井だったが、直後に口を挟んだ。

「外の設備、初心者ってわけやないやろ」

「昔は家族とよくキャンプに行ってて。自然の中ってけっこう癒されますし、はい」

「ナイフか鋏を持ってんとちゃうか。花の飾りがテーブルに置かれてた。茎の断面は刃物による痕だった。出せ」

 浅井は、想像以上に慎重かつ疑り深い。下手に隠すのも得策ではない。渋々と床に置いた。アウトドアでは、一般的に使用されない銀色に光るバタフライナイフだ。

「それは俺が預かる。悪用する気はない」

「でも」

「信用できへんていうなら、今すぐ出ていけ。ここの設備を使いたいんやろ。というか、あんな怪文書が届いたのに、よくあんな目立つ場所にテントを建てて一夜を過ごしたもんやな。ちょっと抜けてんちゃうか」

「まあ、それはごもっともで」

 わたしの足下からバタフライナイフを拾い上げた浅井は、慣れた手つきで柄部からブレードを出現させた。刃渡りおよそ十五センチ以上はある。そして、折り畳んだバタフライナイフをカーゴパンツのポケットに捩じ込み、北側の壁に備わる木製扉へ顎を向けた。

「浴室は好きに使っていい。俺は外に出てるから」

「ありがとうございます」

「一時間後に帰ってくる」

「あのう」

「どうした?」

「わたし、浅井さんから見てどう見えますか」

 わたしからのどうとでも受け取れる意図も曖昧な質問に、浅井は腕組み答えあぐねていた。

「なんでもいいんです。わたしから、何か感じたことを言ってほしいんです」

「なんでや」

 今度は、わたしが答えあぐねた。「その、言ってほしいだけで」この短時間での会話で、どんなふうに捉えられているのか、気がかりか出た質問だった。

 浅井は嘆息したのち応じた。

「七年前のバスの中が最後やったし、外見はあんまり覚えてない。中身は知らん。興味ない。まあ、容姿には恵まれてる方やから、再起もむずかしないやろ。ほな」

 浅井はとうとう屋外へと出ていく。わたしは、脱衣所へと入り、後ろ手にドアが閉めきった。まんざらでもなかった。脱衣所の扉を隙間程度開けて聞き耳を立てていると、キャンプを設営してる土手側の南方向へと歩いていったと、砂利面を踏み締める音から分かった。窓辺へ近寄り、その様子をロールカーテンの間からこっそり覗いてみる。彼は、土手から軽自動車で滑落した跡を改めて検分しているようだった。

 堤防中部となる道路からある程度の走行速度を維持して滑落した車体は、幸い支柱のないフェンス面に衝突したようで、継ぎ目部分から左右に破れていた。

 浅井は、漫然と歩いている風でありながら随所立ち止まっては観察し、そして最上部となる堤防道路を見上げる。時折、トラック、ダンプカー、一般車輌が走り過ぎていく。次に彼は、折り畳みテントへと向かった。一人ないし二人が限界のサイズだ。無断で内部を覗き込んでいる。一人分の寝袋、床敷き折り畳みマットレス、厚手となる毛布が備え置かれている程度で、変わった点はないはずだ。数分間ほど経過し、やがて神妙な面持ちの彼が出てきた。そしてタープテント横にある、筒状に丸めたイ草カーペットに触れてこれもじっくり検分していた。にわかその顔が歪む。

 窓ガラスから離れたわたしは、随分と細心だな、と思わず失笑した。

 さて、さすがにいきなりは無理そうだ。彼を殺害するために、これから少しずつでも懐柔して、隙を大きくしていく。大丈夫、本来の計画は別にある。

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