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ボクらのキセキ  作者: Kyomu
7/12

どうしよう…

どうも、遅くなってすみません。

あと、神眼の説明を変えました。

 どうしよう……。

 

 目の前に出来た1mくらいの土の塊を見てそう思った。

 いや、言い訳をさせてほしいんですよ。まさか、こんなに大きい土が出来ちゃうなんて思って無かったんだですよ。…とりあえずこれをどうにかしないとな。

 とは言っても、窓から出すのは出来なさそうだ。

 しばらく悩んでいたが、突然一つの案が浮かんできた。

 これ、ストレージに入れられないかな?

 

 早速ストレージを使ってみることにした。もちろん、使い方が分からなかったため発動には時間が掛かった。

 なんとか、ストレージを発動させると、空中に穴が出来たのでそこに先程の土を入れてみる。

 すると土が穴に入ったので、ボクは何とかして土を全部ストレージに詰め込んだ。

 

 ふぅ、何とかなってよかったぁ。一時どうなることかと思ったよ。

 安心して気が抜けたからか、不意に眠くなってきた。

 なんだか眠い、今は赤ちゃんだし、あんまり夜更かしは良くないな。今日は、魔法を使えて良かった。

 

 そうして、眠りについた。


―――――――――――――――――――――――――


 次の日


 窓から差してくる朝日で目が覚めた。

 隣を見ると、両親はまだ寝ていた。

 だんだん頭が覚醒していくと、ふと、ある疑問が浮かんだ。

 そういえば、昨日は魔法を使ったけど、MPはどうなってるんだろうか?

 早速、ステータスを開いて確かめてみることにした。


―――――――――――――――――――――――――


名前:ミリア・アルタス

性別:女

Lv1

MP:1000/1000

ノーマルスキル:火魔法Lv1 水魔法Lv1 風魔法Lv1

土魔法Lv1→2 無魔法Lv1 光魔法Lv1 闇魔法Lv1 魔力操作Lv1 魔力探知Lv1

レアスキル:ストレージ 思考加速Lv1 鑑定

エクストラスキル:成長速度上昇(10倍)スキル習得速度上昇(10倍)

ユニークスキル:覇眼(赤) 神眼(青)

 

―――――――――――――――――――――――――

 

 寝たからか、MPは回復していたし、昨日一回だけ使った土魔法のレベルが上がっていた。

 魔法のレベルってこんなにも早く上がるものかな?もしかすると、『成長速度上昇』の効果だったりするのだろうか。

 MPも減ったと思うけど、時間経過なのか寝たからかなのかは分からないけど回復してる。どのくらい消費したのか知りたかったな。

 

 そんなことを考えていると、母さんが起きてきた。

 

「あら、ミリア。今日は起きるのが早いわね。もしかしてお腹が空いちゃったかしら?」

 

 そう言って母さんはボクを抱き上げて授乳させてきた。

 

 うぅ、これとても恥ずかしいんだけど…でも、飲まないといけないもんね。はぁ、この年(精神年齢17歳)にもなって授乳させられるとか、嫌だなぁ…。

 

 そう思いながら母さんのを見るのは気が引けるので、目をつぶって乳を飲んでいると…。

 

「ん?床に土が落ちているわ、どこから入ってきたのかしら?」

 

――ビクッ!!

 

 母さんのその言葉に思わず体を大きく震わせてしまった。

 昨日魔法を使ったときに少し落としてしまったのか。

 驚いたことで思わず咽せてしまい、咳き込んでしまった。

 

「咽せちゃったのね。もう、ゆっくり飲まないとダメよ?」

 

 母さんはそう言ってボクの背中をさすってくれた。

 

「……まあ、昨日窓を開けたまま寝ていたから、風で入ってきたのかしらね。後で掃除してもらわないと」

 

 良かった、気づかれずに済んだ。生後一年の赤ちゃんが魔法を使えるなんて絶対有り得ないもんね。

 誤魔化せたことに安心してホッと一息ついた。安心したからか、だんだんと眠くなってきた。

 

「眠くなっちゃったの?それじゃ、おやすみなさい」

 

 しだいに瞼が重くなっていき、眠りに落ちた。

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