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 え!?


 何これ?


 アタシは両眼をこすった。


 あ。


 左手の怪我が治ってる。


 な、な、なんで!?


 眼の前には白いソファーに座った白いドレス姿の女。


 深緑色の瞳が印象的な美人だ。


 ショートヘアの髪の毛も白い。


 両手で薄い板を持ってる。


 女がアタシを見た。


 眼が合う。


 女が首を振ってショートヘアを揺らした。


「ちょっとイメチェンしてみました。どうですか?」


 知らねぇわ!!


 そもそも元の髪型知らん!!


「ちょ…ちょっと、ここは何処よ!」


 アタシは女に詰め寄った。


 もう少しでモルガングレムスを召喚出来たのに!


 この女が邪魔したの!?


「あ。ここはわらわのオフィス兼遊び場です」


 は?


「元に戻しなさいよ! アタシはモルガングレムスを呼び出す大事なところだったのよ!」


女が右手を口元に当てた。


「まぁ」って感じのポーズだ。


「あなた…えーっとミュロクロノスさんでしたか?」


 女が薄い板をチラチラ見ながら言った。


「やっぱり理解したうえでモルガングレムスを召喚しようとされてたんですね。これは重大な違反行為です。厳罰が課されます」


 は?


 厳罰?

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