討伐前
そういえば海龍様が残した冒険者達はなんだったのかしら?
女王は海龍が何故あの冒険者達を残し自分達を離れさせたのかを疑問に思いながら女王は大きくフカフカなベットで考えながら沈むように眠りについた。
時は少し遡りサウザード王国グラウズド学園にて。
「え〜」
「時にステータスやレベルの高さ=強さ、ではない事があります」
「人や魔物などはステータスに書いてある数字の基本40%ほどしか能力を引き出せていないと言われています」
「人や魔物などはレベルが低くステータスが低い時に発揮できる能力は100%です」
「そしてこれがわかったのは当時18歳の平民であった現騎士団長であるベル・ラクバードは先代騎士団長であるサルバー・サウザード様レベル46を騎士団長の座を賭けた一騎討ちにてレベル21で勝利しました」
「能力はすごい離れていたにも関わらず同等の攻防をした後ベル様はボロボロになりながら勝利しました」
「その後なぜベル様がサルバー様と同等に戦えたのかと研究者の間で議論になりベル様の話などを聞きこう議論つけました」
「ベル様はレベル一つ上がると違和感を覚えていたそうです」
「ある時その違和感からレベルを上げるのをやめ、とにかく全力が出せるように特訓したそうです」