表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神の子現在修業中!  作者: メダカ
97/497

討伐完了

セイ達が王城前に着くと女王は冒険者達に話を始めるところだった。


セイ達はさりげなく冒険者達の人混みの中に入る。


「この度はみなさんと海龍様のおかげで無事クラーケンを討伐することができました」


「ゲホォゲホォ」


女王が口に手を押さえて咳をした。


側近が近づき女王を兵に任せ話すのを代わった。


「女王様は海龍様をお呼びになってお疲れのため代わりに私が話させていただきます」


「今回の皆さんの報酬はこのクラーケンの魔石を売った金からお渡しします」


「魔力欠乏症の方はあちらのテントで魔力ポーションをお配りします」


「ではみなさんもう暗いですか今日はご苦労様でした」


「キョウ魔力欠乏症ってこの頭痛の事?」


「はいそうです」


「魔力を使い切ると体が怠くなり魔力が回復し始めると頭痛が出始めます」


「そして魔力が満タンになるまで頭痛は続きます」


「なので魔力ポーションで魔力を回復するんです」


「まあ魔力が多い人だと一本では足りないのですが」


「お前ら魔力残ってる?」


っとセイはキョウ、テンガ、ネオとセルに聞いた。


「ないです」


「ない」


「ない」


「ないです」


「じゃあもらいに行こっか」


「はぁ頭痛い」


海ノ国王城女王の寝室にて


「ゲホォゲホォ」


女王はベットに座り隣にはメイドが女王の背中をさすっていた。


口を押さえていた手を見ると血がべっとりとついていた。


「女王様はもうすぐ主治医が参りますのでもう少しお待ちください」


そのようにメイドが背中をさすりながら女王に声をかけていると。


ドドドドォォォ


ガチャ


「女王様!」


「失礼します無礼お許しください」


「口を開けていただけますか?」


そう主治医が言うと女王は口を押さえていた手を離しゆっくりと口を開けた。


主治医は魔石で作られたライトという魔道具で女王の口の中を見た。


「これは!」


「はぁー」


ガチャ


主治医は持ってきたバックを開け赤い液体が入った便を取り出し一滴だけ女王の口に入れた。


「あ」


「あーー」


女王は喉を確認するように言葉を発した。


「女王様今のあなたは喉を使ったスキルや魔法は呪いで相当なダメージを負うのですよ」


「それなのに海龍への願いなんていう強力なスキルを使ったりして少なくても二か月は喉を使うスキル、魔法は禁止ですよ!」


「この超級回復ポーションもこの一瓶しかないんですからね」


「わかったわよ...」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ