討伐完了
クラーケンは死に空から干物のようになって落ちてきた。
リヴァイアサンはその干物のようになったクラーケンを咥えて女王達のいるところまで行った。
「女王よコイツは此処に置いておくぞ」
「それにしてもこいつの生命力なかなかだったな海が喜んでいる」
「ん?」
リヴァイアサンはある方向を見ると何かを見つけたようにそこに向かった。
「おい!」
「お前ら...」
「あーー」
「女王!」
「お前たちはその干物を連れて少し離れてくれないか?」
「は、はい」
リヴァイアサンがそういうと女王と冒険者達はクラーケンの干からびた死体をもって王城の方まで運んで行った。
リヴァイアサンが残したのはセイ達だった。
「ふむ」
「そこの3人は神獣だね」
「いや4人か?」
「まあいい」
「神獣がなぜ此処にいる」
「私達はセイ様に召喚された神獣です」
「セイ様?」
「とは誰だ神獣を二体も召喚できる召喚士がいるのか?」
「いえ違います」
「セイ様は未完全な神で他の神々のようになるために下界で修行しているのです」
「未完全な神か」
「っということはあなたがゼロ様か」
リヴァイアサンはテンガとキョウの間にいた1人だけ人間の青年にそう言った。
「お名前をおかえになったのですね」
「海神様からお話は聞いております」
っとそれからはセイとリヴァイアサンの雑談が始まったのだった。