クラーケン討伐
クラーケンの体は水槍に突き刺さったまま頭を吹っ飛ばされたが頭の無いクラーケンが無理矢理水槍に貫かれていた一本の触手を横に動かしブチブチという音と共に一本の触手が自由になり皮一枚で繋がった触手が瞬く間に回復した。
そして自由になった触手を海の中に突っ込み何かを探していた。
「お前その状態でも再生できるのか」
クラーケンの頭は遅いがしっかりと回復していた。
「早く楽にしてやろう」
そういうとリヴァイアサンは再び激乱水砲の打つ準備をし始めた。
リヴァイアサンの口の中に凝縮した魔力の玉を作り口の中に辺りの海水を混ぜようとしたその時クラーケンが海中から何かを取り出した。
それは先程のリヴァイアサンの攻撃で消し飛んだ頭についていた黒い鉱石の一つだった。
クラーケンは水槍が刺さった場所無理矢理抜け出した。
そしてクラーケンは触手の口の中に黒い鉱石を入れた。
するとクラーケンの頭は瞬く間に回復し無理矢理抜け出して負った傷もすぐさま治り頭に生えていた鉱石も先程の数と大きさに戻っていた。
リヴァイアサンは激乱水砲を撃つの準備をやめていた。
「ほぉーー」
「やるな」
「ん?」
クラーケンの触手の口の方に何かが上がってきていた。
ピュシュー
クラーケンの触手はリヴァイアサンに向かって何かを飛ばしリヴァイアサンはそれに当たってしまった。
「ん?」
「なんだ?」
「水?」
「ガハハハハハハ」
リヴァイアサンが高笑いをする。
「弱いな」
「こんな弱い水鉄砲で私を倒す事は出来んぞ!」




