クラーケン討伐
「女王様どうしますか?」
「今は縄を地面に打ちつけていますがまた引っ張るのは厳しいかと」
でも早くしなければ魔力も使えるようになり縄を切られてしまうかもしれない。
「一体どうすれば」
今あれを使えばクラーケンを討伐することはできないかもしれない。
女王は考えクラーケンが段々強くなる中その少し前海ノ国の門にて1人の女が入国していたのだった。
女王は考えに考えたが今のメンバーでクラーケンを引き上げることはできないと諦め無理をしてでも切り札を2回使いクラーケンを引き上げ討伐もすることを決意し切り札を使おうとする。
彼女の体が少し光り始めたその時後ろから声がかかる。
「あの〜」
「何かお手伝いすることはありますか?」
女王はビクッとし光が消えた。
「あなたは?」
「私はミル・カルネットっといいます」
「一応Sランク冒険者をやってます」
「ここにはたまたま来たんですが何やら大物を冒険者全員で討伐しに行ってるとギルドで聞いたので何かお役に立てばと来たのですが...」
「あのミルさんはどのようなタイプの冒険者なのですか?」
「私は魔法系ですが」
「魔法系...」
バシャー
「はぁはぁはぁ」
先程海に落ちた冒険者達が上がってきた。
「あ、あなたはSランク冒険者のゴーレム使いのミルさん」
「ゴーレム使い...」
「もしかしてクラーケンを引き上げることができますか?」
「すみませんやってみないとわかりません」
「ではやってみてはいただけないでしょうか」
「お願いします今ここにいる物達では縄を引っ張ってクラーケンを引き上げることができないのです」
「はいやります」
「そもそもお手伝いの為に来たので」