クラーケン討伐
女王は横にある大穴を見つけ先程ぐらいの光の量にし先程のように玉を散らばらせた。
「ではゆっくり行きましょう」
っと小さな声で女王が言う。
ゆっくりと穴の中に潜っていくと一個サッカーボールほどの大きさの卵が複数集まり葡萄のように集まり天井に吊る下がっていた。
「潰しますか?」
1人の冒険者が女王に尋ねる。
「いえ今すぐに孵化はしませんし昔のクラーケンの情報だと房状の卵が10個以上あったそうです」
「ここで一房潰すのに時間を浪費するより親のクラーケンを討伐してからのほうがいいです」
女王達はそのまま何房か通り過ぎてすぐに茶色く太い物が目の前に現れた。
「それではみなさん作戦通りお願いします」
そう女王が言うと冒険者達はそれぞれ方法でクラーケンにむかって銛を投擲した。
<剛腕>
<ショット>
<ハリケーン>
etc.
クラーケンは体の様々ところに痛みが走り何故自分に痛みが走ったのか理解できず自分の触手を荒ぶれさせる。
女王はクラーケンに銛が刺さり暴れ始めると少し喉に触り美しい歌を歌い始め大穴に響き渡った。
地上では縄がいきなりすごい速さで海の中に行きクラーケンに銛が刺さったことが地上に待機していた冒険者達に伝わった。
そして全ての縄が大人しくなると全員で縄を持ち上げ引っ張る。