クラーケン討伐
「かけ終わりました」
「では行きましょうか」
「私について来てください」
女王がそういうと海に飛び込んだ。
女王が飛び込むと後ろから続々とAランク冒険者達が飛び込んでいく。
中には巨大な銛を持って海に飛び込む者もいた。
セイ達Aランク以下の冒険者はいつクラーケンを引っ張ってもいいように銛の縄の近くに待機する。
女王達は海を泳ぐ。
冒険者達は女王の後ろを追って巨大な銛を持ちながら泳ぐ。
そのまま冒険者達は女王の後ろを泳いでいると大きな大穴が見えてきた。
「みなさん」
「ここから先は偵察も行っていない場所なので何があるかわかりません」
「周りに気をつけていきましょう」
海人は返事をし海人以外の冒険者は頷く。
女王達は大穴の中に周りを警戒しながらゆっくりと潜っていく。
暗い大穴をいくつかの光の玉がさらに下へと潜っていく。
道標の玉が止まった。
「底についたか」
道標の玉は起動すると起動者の行きたいところまで光を放ち暗いところを照らす。
主に洞窟や暗く長い場所で使う魔力供給量で速さ明るさなどを調節できる。
底につき周りを見渡すが暗くて誰も何も見えない。
「少し光を強くします」
女王が周りに散らばった玉を近くに集め玉手を近づけ魔力を流し込むと明かりが強くなる。
すると周りが見やすくなり横にまたきた時と同じぐらいの大きさの大穴があることに気づいた。




