クラーケン討伐
「よし!」
「とりあえず必要そうなものは全て買ったな」
「じゃあちょっと早いけどもう行こうか」
そうセイが言うと先程までいた王城前に向かった。
着くとそれなりにもう集まっている者がいた。
セイ達は時間まで話をしていると徐々に人が増えていき時間になると女王と側近と兵が王城から出て来た。
「えーーっと」
「まずみなさんAランク冒険者は右側に他は左側に集まってください」
「えーーっと」
「ざっとAランクが15人他が120人ぐらいか」
「女王様」
「もう一度言います」
「今のあなたの喉は無理をしていい状態ではないのです」
「分かっていますよ」
「あなたは本当に心配性ですね」
「もちろんですとも」
「それではみなさんこれから作戦を開始しますAランク冒険者の方に付与魔法が使える方はいらっしゃいませんか?」
「はい」
「私使えますが」
少しの沈黙の後一人の魔法使いの服装の女性が手を挙げて返事をした。
「あの水中関係の付与魔法は何か使えますか?」
「水中移動上昇ぐらいしかできません」
「すいません」
「いえいえ大丈夫ですよ」
っと側近がいい袋を見せ中の物をAランク冒険者達に配る。
中から取り出し渡したのは透明で小さな球体であった。
「これを口に含んでいる間は呼吸をしなくても良くなります」
「では魔法使いさん皆さんに水中移動上昇をつけてください」
「は、はい」




