クラーケン討伐
「・・・・という感じです」
「ではみなさんまた後ほどここにお集まりください」
そしてセイ達も他の冒険者を各々準備のために王城前から離れていった。
女王の側近が話した作戦を簡単に言えばまずAランクの冒険者と女王がクラーケンの元まで行き特製の巨大銛をクラーケンの体に差し込み女王が歌で弱体化、鈍化、回復速度減少をかけ銛の縄を海面まで持っていき全員でクラーケンを海の上まで引きずり出して縄を固定し全員で一斉攻撃それで討伐完了みたいな感じの作戦だった。
「ねぇみんなこれからどこ行く?」
「私とセイ様は武器は買わなくてもいいのですがネロは?」
「俺はそもそも使わないからな」
「じゃあ道具屋に行くこうか!」
王城王座の間にて。
「女王様!」
「一体どういうことなんですか!」
「女王様が戦闘に参加するなど」
「私が作戦の説明の時にさりげなく女王様を作戦に組み込みましたが」
「今なら私がなんとでも言って誤魔化しましすから」
「どうか、どうか!」
「戦闘に参加しないでください」
「すまないが無理だ」
「前の戦いでもクラーケン討伐に参加しようとしたがあの時はお前達に止められたから参加しなかったが今回は絶対に参加し討伐に協力します」
「仕方ないですね」
「今回だけですよ」
「ほ、本当に今回だけですよ」