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海ノ国
海ノ国から少し離れた海中にて。
「この辺りか」
「全員クラーケンを探せ!」
「隊長!いました!」
一人の隊員が動く影を見つけよくみるとクラーケンだった。
「総員陣形を組んで突撃!」
「女王様!」
「ただいま戻りした」
そこにはクラーケンのオスの討伐を担当していた隊長が王座の間で膝を突き挨拶をした。
怪我だらけの隊長の後ろには最初よりも大幅に数の減った怪我だらけの隊員達がいた。
「総員110名」
「負傷者6名」
「重傷者69名」
「死者35名」
「クラーケン討伐完了いたしました」
「ご苦労であった」
「のちに褒美を与えるとし死者のご遺族にも手厚い補償をしよう」
「ありがたき幸せ」
「女王様一つ疑問が」
「申してみよ」
「我々が討伐したクラーケン少しおかしかったのです」
「通常クラーケンはSSランクの化け物モンスターです」
クラーケンがなぜSSランクかというと体は小さな山ほどあり脳が9つあり頭がよく魔法を使うそして一番厄介なのが異常な回復速度にある。
「なのに体の一部が負傷しておりその負傷部位は回復しておらず傷だらけ我々が攻撃しても回復しなかったのです」