表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神の子現在修業中!  作者: メダカ
72/497

美しい国へ

パカラパカラパカラパカラ


ザパーっと馬が馬車を引く音と海の波の音がセイ達の耳に入っていた。


「着きましたよ」


ヨウが馬車を用意してくれたおかげで海ノ国まで来れた。


ヨウが交渉して乗せてもらったのは龍人国で数少ない馬車。


だが普通の馬車が龍人国の森を抜けることは難しく馬はAランクのダークホースというモンスター馬車にもさまざまな魔法がかかっている。


サエさんの時のように子供の時から育てたそうだ。


ダークホースは基本穏やかな性格なモンスターでいつも昼間は暗い場所にいる。


夜間は外を駆け回ったりしている。


ダークホースは自由自在に黒い霧を出しその霧を吸うと味覚、嗅覚、聴覚、視覚を一定時間失う。


龍人国の森を抜けるまでダークホースは黒い霧を出しながら移動してくれて無事に海ノ国に着いた。


「ありがとうございました」


「ああいいよ」


「じゃあ報酬をくれ」


テンガは進化してからいつものように鍛治をしていたら新たな称号とスキルを手に入れた。


称号 <至高の一振り>


スキル <付与>


至高の一振りは一級品の品を作ることができるようになり粗悪品を作ることが困難になる。


付与は属性や魔法を低確率で付与することができる。


そこで龍人が報酬に所望したのがテンガの作った魔法が付与された武器。


そしてテンガはマジックポーチからシンプルなデザインの短剣を一本渡した。


「すまないやっぱり一本が限界だった」


「でも付与した魔法は鈍化の魔法斬りつければ斬りつけるほど相手の動きが鈍くなる」


「おー!」


「確かに」


そういうと龍人は短剣を貰いニコニコで馬車に乗りながら龍人の国の方に帰っていった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ