魔王降臨!勇者召喚!
魔人国魔王の寝室にて。
魔王はカゴに入った鳥を掴み床に置くと魔物作成!と言った。
すると鳥は体が少し大きくなり筋肉が膨張し歯が鋭く目は殺意でギラギラになった。
鳥は魔王にひれ伏していたが魔王は頭から鳥を喰らった。
グキバキグシャ
どうやら生きた生物に魔物作成を使うと俺のいうことをよく聞く魔物が完成するのか。
そして元になった生物によく似た魔物になるのか。
魔物になると元よりも何倍も強くなることもわかった。
まだ俺が弱いからなのかこのスキルの真の力を発揮できていないような。
まあいい。
よし次は死んだ生き物に使ってみよう。
カゴに入った最後の一匹の鳥を掴み首を折る。
首を折った鳥を床に置き魔物作成!と言った。
すると鳥の肉や皮が腐り始め目は外に飛び出し異臭を放ち始め涎を垂らす。
「ほぉ」
「これがゾンビか」
生きている物でなくても条件があるのかもだが生きていた物にも使えるのか。
魔王はまたさっきのように鳥に近づき喰らう。
グキバキグシャ
「少し酸っぱいがイケるな」
それにしてもあのクソジジィを喰っといて正解だったな。
記憶やスキル、能力値まで手に入るとはでも肉は少なくて骨ばっかだったし魂はあまりうまくなかったな弱い魔物や動物じゃ肉や骨、魂も全部そんな美味しくないしスキルも持ってない能力値もそんな高くないと。
「はぁー」
「早く人間とか強い魔物食べたいな〜」