疑い
色々話したいと思ってたけど今直球で聞いた方がいいかな?
口に含んだみたらし団子を噛んで飲み込むと。
みたらし団子を皿に置きネロとセルを見て聞く。
「お前らってさなんで前の記憶があんの?」
そう言った瞬間キョウはギョッとしたような顔でシキは表情を買えずこちらを見てきた。
テンガとヨウは気付いてないのか気にしてないのか普通にお菓子を食べていた。
「あー」
「そのことか」
「あれもしかして気にしてました?」
「ちょっとな」
「それに関しては俺よりセルの方がわかるかもな」
「私もよく分かりませんよ」
「でもおそらく悪神様が何かなさったのかもしれません悪神様は邪神様のなんらかの思惑に賛同しているようでしたし邪神様は今動けない状態にあるので悪神様しかする方がいません」
「他にも邪神様に賛同する方はいるようですが最近天界も騒がしくその方達は今はその対応に力を入れているようで手の空いてる悪神様が私たちをこのようにしたのかと何を考えてなさったかまではペットである私には分かりませんが」
「お前ペットだったんだ」
「だってよキョウ」
「もう大丈夫だろ?」
「は、はい」
セイ様結局なんでネロとセルがここに来たのか邪神の思惑もわかってないのです。
セイ様確かに悪神と邪神の加護で少し性格は変わってしまいましたが分かっていますあなたが優しい心の持ち主で自分の仲間を疑いたくないのはだから大丈夫です。
私が何があろうとも守れる力を手に入れてあなたを守って見せます。




