強き者
あの男と別れた後。
ネロとセルはレベルを上げてくると言って止めるのを聞かずにどこか行ってしまった。
塔のことや宿の名前をを話しておいたのでおそらく二人で宿まで来れると思い宿へ戻った。
それからずっと待って待って待って待ち疲れて寝て一日経って待って待って待ってまた一日経ってようやく帰ってきた。
「ふぅー」
「それなりに上がったし狩ってきたから帰ってきたぞ」
「2日でたった二体しか倒せなかった」
「外に置いてあるからテンガとキョウよろしく」
「ふん」
「わかりました」
「何を倒してきたんだ?」
「さぁ」
「会ったやつを殺しただけだ」
「やっぱ強かったけど」
「レベルも低かったからスキルとか使って倒すしかなかったがな」
「セイ少し来ていただけますか?」
「いいよ」
そう外に行くと
外には白い大きなトカゲと大きな赤い蜘蛛がいた。
「なにこれ」
「こちらはどちらもAランクのモンスターです」
「レベル1のネロさんとセルさんでは討伐も逃げ切ることも不可能なはずです!」.
「少し調べてはいただけませんか?」
「いいけどこれ解体場で解体してテンガの作った新しいマジックポーチに入れて持ってきてね」
「はいかしこまりました」
一度頭を下げるとテンガのところに向かった。