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強き者

「じゃあとりあえず解体したブラックオークをみんなで取りに行こう」

そうセイが提案すると皆んなが頷く。

来た道を戻っているとドーンという大きな音が帰っている方角からしてきた。

セイはこっちはやめようと言おうとするしかし音のする方へネロが走っていった。

「おい！」

「待てネロ、セル！」

そのまま音のする方へ行ってしまいそれをみんなで追う。

ネロとセルがある程度走ると止まっていた。

ネロとセルが何かを見て呆然としていた。

それを見ると一人の男が無傷でブラックオークに似たモンスターを倒していた。　

「か、＜鑑定＞！」

名前なし年齢 73歳性別オス種族ブラックオークキングレベル84

体力 5

魔力 265090

筋力 506909

俊敏 69087

技術 45806

器用 68560

スキル黒魔術性能アップ、黒魔法性能アップ

称号黒魔術を極めしもの

や、ヤバいこのステータスだとかなりの体力だったはずなのにあの男はあんな瀕死に追い込み自分は無傷でやって退けたのか。

＜鑑定＞

何も出てこない？

何でだ？

セイ様、普通の鑑定では彼の情報を見ることはできません。