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王都

ジュポスであれば武器屋。

これはヨウ達と似たような理由だ。

ケールはというと今までに見たこともないぐらいに暗い雰囲気の店を見つけてその店に入りたくて仕方がなかった。

オレクは今まで見て来た宝石店の中でここまで品性が研ぎ澄まされている店を見たことがなくとても興奮していた。

リーパー、グーラはというと紳士服が売っている店や男性用の服の店のことで頭がいっぱいだった。

最近の二人はとても身だしなみにこだわるようになっていた。

とは言ってもリーパーは骨が見えないように全身をしっかりと隠さないといけないから身だしなみにこだわってると言っても些細な部分が前と変わってるだけだった。

アタラはというと今までに見たことのない野菜を見て腹を空かしていた。

だがただ一人とても残念な者が一人居た。

その名をセイ・ミューゼリスタ。

セイ・ミューゼリスタは袋の中に居るため景色は楽しめずヨウ達と楽しさを共有することもできずただ人々の出す騒がしい音を聞きヨウ達の楽しそうな声も相まって凄く退屈さが増し普通って尊いんだなっとしみじみ思っていた。

夕陽が昇ってきている時間に全員は門の近くに集まった。