王都
「はい!分かりました」
次にそういうことがあったらそうするように心掛けます
その後の旅はとても平和に終わった。
盗賊が襲ってくることもなければ魔物に遭遇することもなく王都に着いた。
「では皆さんここでお別れです」
王都に入り門の近くで馬車を降りると主人はそう言って馬車で大通りへと行き他の馬車に紛れ消えて行った。
「じゃあここで別行動しましょう!」
ヨウがそう言い四つの班が出来た。
一つ目は宿を探す班。
ここにはガーア、ケール、リーパー、グーラ、アタラ、セイ(体)。
二つ目は図書館を探し入れたらセイの体を元に戻すことのできそうな情報を探す。
この班にはイフリート、ジン、ティオ。
三つ目の班はキョウ達を探す班。
この班にはセイ(頭)、ヨウ、ジュポス、オレク。
このような感じで夕陽が昇る時間にはここで集合ということにしてそれぞれの班で解散した。
王都は活気に満ちていて沢山の店が建ち並びイフリートとジン以外は平生ではなかった。
全員今にでも店に入りたいと思っていた。
ヨウやガーアやヘーレは女性物の服屋に。
今まで居た場所にはここまで多くの服屋はなかった。
王都の店なのだからそれはもう素晴らしい物を置いているのだろうと三人は考えていた。




