表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神の子現在修業中!  作者: メダカ
473/497

魔法国

「王都に着いたら旅のためにも購入を考えてもいいと思いませんかセイ様?」


「そうだな…」


「確かに長い目で見ればありかもしれないな」


「そうだ!そういった資金はお前たちのものから出る」


「どう思うヨウ?」


「う〜ん」


「資金に余裕は結構あるけど、もし買うってなったら考えてたよりも早く資金集めを始めたほうがいいかも」


「一定の余裕は持っていたいから」


「確かに懐はある程度余裕があったほうがいいもん

な」


馬車の主人は馬を操りながら恐怖していた。


時折馬車の中を覗く主人だったがある事に気がついた。


一人多いのだ。


この馬車には今日あの八人以外は乗っていない。


主人は次にその声がした時に耳を澄まし中を見る事にした。


「そういえば〜」


来た!


主人は恐る恐る中の客にバレないように覗いた。


耳を澄ましその声が聞こえてきた場所は………


暗い女の膝にある何かが入った袋からだった。


そしてその袋が喋るとまるで中に頭だけで生きている人が喋っているのではと思えるように袋が動いたのだ。


主人は恐怖のあまり覗くのをやめ今後あの声がしている時は客を見たり喋りかけたりしない事にした。


「そういえばオレク、今回は船の時みたいに暴れないな」


「そうね」


「今回は陸だし」


「そこまで気にしないわ」


オレクは嘘をついた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ