もう一人?
「ふぅー」
「やっと着いた!」
セイとキョウは旅のために買っていた魔力回復ポーションを飲みながら身体強化と風魔法を駆使しながらどうにか魔力回復ポーションが残り3本というギリギリでやっと着いた。
「ありがとうテンガ」
「先にブラックオークと重魔石までもって登ってもらっちゃって」
「いや」
「不思議なことにな確かに疲れたけど前に登った時ほどじゃないからいいよ」
「それとセイお前は家に帰って寝ろ俺たちはこいつの解体とかしてから帰るから」
「わかったありがとな」
そのままセイは宿に向かいテンガとキョウは解体場があると聞いた場所に向かった。
セイは宿の自分の部屋に着くとヨウやシキはいずそのままベットまで行き飛び込んだ。
「はぁー」
なんであの時重魔石なんて買ったかな借金までして一ヶ月で返さないとペナルティで借りた分だけ能力を徴収されちゃうのに。
それにそれをまともに使えず結果的に自分で自分の首を絞めてさ。
それになんだよテンガ急に追い抜くじゃん。
俺の必要性がまた一段落減ったじゃん。
あれ?
もしかしてもう一人呼べばそのもう一人に頼ってもらえて必要性が一段落上がるのでは?
いやそんな考えしちゃダメだ。
そうだ疲れてるんだ寝ればこんな考えしないはずそうだそうに決まってる。
そしてどうにか考えないようにしてそのまま眠った。