龍人の国
「購入鉄剣30本」
「え〜と刃をブラックオークに刺さるようにして送って」
浮いている硬貨が無くなり別の硬貨が現れた。
剣が現れるとセイが<性能アップ>といった。
瞬く間にブラックオークの四方八方に刃を向けて現れた鉄剣が息良いよくブラックオークの体中に突き刺さる。
「プギャーーーーーァァァア」
あと金貨4枚と大銀貨4枚と細かいのがいくつかか。
まだまだいけるな。
「購入重魔石」
「買えるだけ!」
「俺の右手に送ってくれ」
浮いていた硬貨が全て消え右手に黒い25cmぐらいの細い棒が現れた。
その棒がセイの右手に持った瞬間。
ドスボキボキ
セイは体が右に落ちるような感覚を得ると同時に倒れ込んだ。
「ん?」
「何が」
右手を見ると手は地面にめり込み指が色を変え血が出ている。
「ぐぅぅ」
「めっちゃ痛い!」
これで金貨がほとんど吹っ飛んだのにまともに使えないのかよ。
聞いてた話より何百倍も重いじゃないか。
<身体強化!>
「も、持てない!」
「今テンガがブラックオークの相手をしております」
「セイ様お手伝いいたします」
「ああ、頼む」
「使えると思ったんだけど想像以上だったは」
「早く私が進化出来ればこんな物」
「いいんだ焦らなくても」
「ゆっくりで」
そう言いながら汗が増えて来た。




