襲撃
「喋るのも辛いんだから!!!」
「早くしてよね」
「奪った奴が言うんじゃねえよ!」
「とりあえずは私一人でどうにかしてみるわ」
「ただ私の種成長させてくれないかしら?」
「わ、分かった」
「<異常成長>」
コサメがスキルを発動すると種は芽吹きニョキニョキと太く伸びていきそれは木になり部屋は木で覆われ所々木が飛び出し飛び移れたりできそうな場所もあった。
「ナイスよコサメ」
「<植物操作>」
ファウは地面に根を張った木に触りスキルを発動した。
すると扉の場所に太い木が重なり合い壁ができファウの下の木の根は槍の形になりそれが十本ほどできた。
ファウが槍を掴み軽く引くと簡単に槍は取れた。
ファウは取れた槍を構え投げた。
ファウが投げた槍は木の壁に当たりそうになるとそれを避けるかのようにつっかえない程の穴が木の壁に空き飛んでいった。
その槍は運良く仮面の男の胸に刺さり槍は半分ほど体内に入り倒れた。
「よし!当たった!」
「どんどんいくわよ!」
ファウは息良いに乗ったのかどんどん地面から生えた槍を引き抜くと投げた。
黒いフードを被った大きな男は槍の刺さった仮面の男達を見た。
「ふん!」
「腕がいいのか運がいいのか」
「まあいい」
「それも終わる」




